近年注目されている「バイオマス」は再生可能エネルギーの一つです。
バイオマスを原料として、電気や熱、液体燃料などのエネルギーや生分解性プラスチック、工業原料などの製品が生産され、さまざまな用途に利活用が可能な事から、多くの企業が注目をしています。バイオマスの可能性evort開催のオンライン展示会ではバイオマスに関する展示をしています。
水を使わない、自己完結型の新型トイレ
Bio-Luxは水は使わず普通のオガクズを使用し、特別な菌は不要でトイレットペーパーも分解できる、自己完結型の新型トイレです。
使用後は運転ボタンを押すとスクリューが回転し、槽内のオガクズが攪拌されます。オガクズの交換は年に2~3回(全量交換)で、使用後のオガクズは有機肥料として活用することができます。処理能力の違いで機種が多くあり、バイオトイレ本体の他に、仮設トイレ(ログハウス風、サイディング、女性専用等)もあり、1日の使用回数と設置場所の景観に合わせた機種を提案できます。
トイレはバイオトイレで、生活雑排水は雑排水専用の浄化装置(バイオラックスウォーター)で処理すれば下水道不要の住環境を提案することが出来ます。
生活雑排水専用の浄化装置
新浄化装置バイオラックスウォーターは備長炭を使い、トイレ以外の風呂、台所、洗濯などの生活雑排水のみを処理します。トイレ排水が入らない為、大腸菌対策が不要で、処理水は雨水のようにきれいな状態になることが環境省の実証事業で確認されています。
浄化の原理は固液分離、物理化学的浄化、生物的浄化の3つが作用しています。特徴は、備長炭との接触時間を長くする為の上向流型の水路と生物処理を行うために必要な酸素供給がいきわたるようにしたばっ気方式にあります。メンテナンスに特別な資格は不要で、作業は比較的容易です。本製品は土中に埋めて使用します。
弊社ではトイレはバイオトイレで、生活雑排水はバイオラックスウォーターで、わけて処理することを提案しています。
埋めない、燃やさない、駆除動物の第3の処理方法
駆除シカの分解処理装置はバイオトイレの技術を応用して開発しました。使用するのは普通のオガクズだけで、特別な菌は不要です。約80キロのシカは投入後、約2週間で太い骨だけを残し分解されます。シカ以外にもイノシシやキツネなども処理できます。
シカやイノシシなどの野生鳥獣による農作物への被害などがあり、野生鳥獣による被害は全国的な問題となっています。駆除された野生鳥獣の処理方法は、埋めるか燃やすの2択でしたが、分解処理する、という第3の処理方法を提案します。
排水の油脂処理・廃油再生トータルサービス。システム特許出願中
弊社の独自システム”排水中の廃油再生システム”「SOL(ソル)パレートサービス」は産廃コスト削減・CO2排出削減・排水処理環境の改善を実現いたします。
弊社では排水中の油、油脂(食品、水産系加工工場等)を機械的、電気的な方法で分散化し、固液分離、油水分離を確実に行う事に成功しました。これにより、毎日大量に排出される油脂分が固形化し分離できていない現状を劇的に改善します。
■油脂を流動化させる事から始まり、固液分離、油水分離、加圧浮上装置による一連の弊社独自のエンジニアリングシステムで排水を油脂・固形分・水に分離。廃棄量が減ることで産廃コストを削減します。
■分離した油脂分を専用のボイラー燃料等に利用可能です。従来の化石燃料炊きボイラーをバックアップ用とし生産コスト、CO2の削減に貢献します。
■排水の負荷を軽減することで、排水処理周りの課題も大きく解消します。
■多くの処理が自動化になるため作業員の手間を大幅に削減。
あらゆるスラリーに対応 高圧力と真空による吸引で低含水率を実現
・高圧力と真空による吸引の相乗効果により低含水率を実現。
無機、有機、あらゆるスラリーに対応。
無機系廃液は20%台、有機系廃液は最大50%台まで含水率を下げることが可能です。
・無機、有機問わず、あらゆるスラリーに対応可能
・高圧力、真空利用、ボイラー乾燥化を1つの装置で実現
・開枠時の付着が少なく、自動化でメンテナンスコスト削減可能
「異相混合UNIT」による高濃度のファインバブル生成で高い固液分離効果を発揮
【こんな課題はありませんか?】
・排水の着色や匂いを改善したい
・排水処理に費用をかけられず、高価な機器は導入できない
・加圧浮上装置を導入したいが、設置場所がない
・使用中の加圧浮上装置の固液分離効果が良くない
弊社加圧浮上装置(QCL-SDAF)は「異相混合UNIT」による高濃度のファインバブル生成で、一般的に加圧浮上型処理が難しい環境でも高い固液分離効果を発揮します。
省スペース、処理時間短縮、運用コスト改善などのメリットも。
「異相混合UNIT」をご使用中の加圧浮上装置に取り付け、低コスト・短納期で最新するレトロフィットも可能です。
木質バイオマスCHPのすべてをこの1台に
「Volter 40」 は、木質チップを燃料とし、40kWの電力と100kWの熱を生み出すCHP(熱電併給)装置です。
ガス化炉、フィルター、ガスエンジン、発電機をコンパクトなボディに格納。
各プロセスが自動制御可能で遠隔監視もできるスマートなシステムです。
連続炭化中は石油燃料は一切不要!良質で均―な黒炭を生産することができます。
当製品は、稲作の副産物として発生する籾殻を自動連続炭化し、
バイオ炭(籾殻くん炭)を生産するプラントです。
当社特許の連続炭化方式なので、野焼きやバッチ方式のような黒煙、
タール、煙臭がありません。悪因である籾殻炭化時に発生する
籾殻ガスはガス燃焼室で完全燃焼します(自燃するので石油燃料は不要)。
また、ガス燃焼を効率的に行い、自然の摂理にあった方式であるため、
故障も少なく部品交換も簡単です。
【特長】
■連続炭化方式
■無公害(黒煙、タール、煙臭がない)
■耐用年数が長い
■燃料が不要
■作業員が1人以下
高水分バイオマスを乾燥・炭化させて減量化や有効利用が可能!
汚泥や豆腐おから、飲料搾りかすなどを乾燥または炭化して、減量化・飼料化・肥料化をすることができます。
気流式の乾燥機は熱効率の良い直接加熱タイプと、食品用などを目指した間接加熱タイプがございます。
汚泥用の乾燥機は、無人・自動運転可能な電気式と、炭化まで可能なバーナー加熱式がございます。乾燥汚泥は肥料として利用することも可能です。汚泥脱水機とセットでトラックに車載した移動タイプもございます。また、空気を遮断することにより半炭化も可能です。
汚泥以外の原料も弊社でテストを承っております。