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材料誤投入防止システム AI

材料誤投入防止システム AI

AI文字照合搭載、無線化でレイアウトを選ばない、さらに進化した「異材防止」システム

ステルテックの材料誤投入防止システムAIは、ストッカーに電子鍵を取り付け、作業者・原料・ストッカーの3つを照合することで、原料投入におけるヒューマンエラーを防ぐ先進的なシステムです。

AI文字照合機能を搭載することで、原材料の直接照合が可能になり、QRコード貼り付けミスも確実に防止します。

また、LOCKコントローラーのワイヤレス化により、様々なレイアウトにも対応可能です。

材料誤投入防止システムが求められる背景

材料投入作業における課題

昨今様々な業務で、自動化が進められている一方、自動化工程の前後には、依然として人的作業が残っているケースも多くあり、原料投入作業はそのひとつです。原料投入でミスが発生すると、生産スケジュールや製品品質、コスト面の負担のみならず、企業としての信頼喪失や契約問題にまで発展する恐れがあります。

材料誤投入防止システム AIによる課題解決

ステルテックの材料誤投入防止システム AIは、原材料投入時に起こり得る下記の3つのヒューマンエラーを防ぐことができます。

材料誤投入防止システム AIの特長

高精度AI文字読み取り

本システムは、原料の印刷文字で直接照合を行うAI文字読み取り方式を採用しています。AIの読み取り精度は、市販OCR スキャナーを大幅に上回り、印刷のずれやかすれ、手書き文字にも対応可能です。また、複数の文字列を同時に照合できるなど、高精度な文字認識を実現しています。

簡単運用、タブレット型オールインワンシステム

本システムは、タブレット1台で、複数ストッカーのコントロールを実現します。タッチパネルで簡単に操作でき、材料投入時の照合作業から、電子鍵の開錠、メンテナンス、ログ記録の確認、これらすべてをタブレット1台で完結できる、AI 搭載のオールインワン高機能タブレットシステムです。

ワイヤレス LOCKコントローラー

ストッカーには、電子鍵とともにLOCKコントローラーが取り付けられ、電子鍵を無線で開錠する物理的なロック機構を実現しています。LOCKコントローラーは、最大20台まで登録可能です。ワイヤレス化により設置場所を選ばず、電子鍵の閉め忘れや不正開錠の検知も可能です。

簡易投入履歴確認・ログCSV出力

管理タブレットシステムにはデータベースが搭載されており、各種ログが保存されます。投入作業時には、照合内容や原料の撮影画像が自動的にログへ書き込まれ、投入記録記載ミスを防止します。また、タブレット上での投入履歴の確認はもちろん、データのCSV出力機能で、各種分析や日報の電子化も可能です。

異常開錠警告

タイマーによる閉め忘れチェック機構のほか、管理ストッカーの蓋が不正に開かれた場合、タブレット画面上に警告表示されます。

システムについて

開錠のための3要素

材料誤投入防止システム AIは、タブレット型端末とLOCKコントローラーを組み合わせて、原料投入作業時に発生するヒューマンエラーを防ぐシステムです。作業者・原料・ストッカーの3つを照合し、該当ストッカーの電子鍵を開錠することで、物理的なロック機構を実現します。

操作方法

操作は簡単3ステップです。作業者照合、ストッカー照合、原材料照合をすべて「撮影」ボタンのみで簡単操作。すべての照合が完了し、「開錠」ボタンを押すことで、ストッカーの電子鍵が開錠されます。

システム仕様 AI搭載モデル

AIによる高精度な文字読み取り機能により、材料照合を行うモデルです。

システム仕様 スタンダードモデル

QRコードを利用して材料照合を行うスタンダードモデルです。

特許取得済み 電子鍵取り付けキット

ストッカーに電子鍵を取り付けるには下記の3つの方法があります。ステルテックでは、「電子鍵取り付けキット」をご用意しています。キットをご利用いただくことで、現在お使いの材料ストッカーに、加工なしで電子鍵の取り付けが可能になります。対応ストッカーについては、お問い合わせください。

お客様のお声と用途例

お客様のお声

本製品を導入いただいたお客様より下記のようなお声をいただいています。

用途例

ファインケミカル業界、食品業界、その他、照合によるロック機構は様々な現場で利用されています。

STERTECの強み

現場目線

当社の製品は、実際の製造現場の声より生まれ育った「現場で育てたIoT」です。“作業の邪魔をしない”を第一に考え、センサーを駆使し、事象のデータ化を行うなど、現場目線の簡単かつ使いやすいIoTを提供しています。


高コストパフォーマンス

汎用小型マイコンや市販センシングパーツを積極的に使用し、ハードウェアコストを下げることにより、高いコストパフォーマンスを実現しています。他社と比較しても大幅な低価格を実現した製品もあります。

ワンストップ開発

一般的なIoT製品は、データの簡易表示やCSV出力までの製品が多く、本格的な見える化まで行うには、複数社の共同開発等が必要となります。弊社は1社のみで「データ収集」から「社内活用」までをワンストップで開発しています。

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