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クレコート 金属用耐熱コーティング剤
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クレコート 金属用耐熱コーティング剤

耐熱性・ガスバリア性に優れた金属用コーティング剤

「クレコート」は、主成分に粘土鉱物を使用した新しい金属用 耐熱コーティング剤です。

金属材料に塗布し、600℃の焼成によってコーティング剤と金属素材が密着します。

耐熱性とガスバリア性に優れた特性を活かし、高温環境での金属の腐食抑制や水素などのガスの遮蔽など、さまざまな用途への応用が可能です。

【このような方におすすめ】
・高温環境で使用する金属(ボイラ煙道やガスバーナーなど)の腐食抑制・耐熱保護・高温酸化抑制のためのコーティング剤をお求めの方
・高いガスバリア性を持つ金属用コーティング剤をお求めの方(水素を貯蔵するタンク等でのガス遮蔽など)
・立体的、あるいは大面積の金属部材のコーティングを低コストで行いたい方

金属用 耐熱コーティング剤「クレコート」紹介スライド

金属用 耐熱コーティング剤「クレコート」紹介スライド

耐熱性・ガスバリア性に優れた 新しい金属用 耐熱コーティング剤

「クレコート」は、主成分に粘土鉱物を使用した新しい金属用 耐熱コーティング剤です。 金属材料に塗布し、600℃の焼成によってコーティング剤と金属素材が密着します。 耐熱性とガスバリア性に優れた特性を活かし、高温環境での金属の腐食抑制や水素などのガスの遮蔽など、さまざまな用途への応用が可能です。

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目次

01

クレコートとは?

「クレコート」は、主成分に粘土鉱物を使用した金属用 耐熱コーティング剤です。ステンレス、鉄、銅、チタン、アルミなどの金属に使用できます。

耐熱性・ガスバリア性に優れており、金属の腐食抑制やガスの遮断が可能です。

水系で扱いやすく、金属上に透明性の高い膜形成が可能。塗工性に優れており、立体形状や広範囲の塗工を低コストで実現できます。

特殊薄膜塗工と合わせることで、より精密な膜の形成が可能。ワークの形状、面積に応じて最適な塗工条件、塗工液のマッチングや改良をご提案致します。

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02

最先端の技術を集結して開発

金属用 耐熱コーティング剤「クレコート」は、高温環境での金属(燃料ボイラの煙道など)の腐食抑制を目的に、株式会社イチネンケミカルズと、国立研究開発法人産業技術総合研究所が共同開発した新しいコーティング剤です。

現在、各分野で企業、研究機関との連携で実用化にむけて開発を進めています。

Ichinen Chem Claycoat Img02

03

液体なので立体形状や広範囲の塗工も自由自在

液体なので、塗工性に優れており、ディップコート、スピンコート、スプレー塗布などが可能。立体形状や広範囲の塗工のコストダウンを実現します。

特殊薄膜塗工と合わせることで、より精密な膜の形成が可能。ワークの形状、面積に応じて最適な塗工条件、塗工液のマッチングや改良をご提案致します。

また、液粘度、塗工条件の調整で膜厚をコントロールできます。(0.5~5μm)

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5つの特徴

クレコート膜には以下5つの優れた特性があります。

1.耐熱性

有機物、樹脂系バインダーを含まないため、耐熱性が高く、700℃の高温においても膜に異常は生じません。

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2.ガスバリア性

板状粘土粒子の結合によりガス透過を抑制します。

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3.絶縁性

得られた膜はSiO2蒸着膜と同等の電気特性を有します。

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4.平坦性

塗工後の表面はなめらかになり、金属の凹凸を平坦化することができます。

Ichinen Chem Claycoat Img08

5.柔軟性

柔軟性にも優れており、フレキシブルな基材追従性を持っています。

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05

クレコートの成膜プロセス

金属材料に塗工し、乾燥させ、600℃で焼成します。焼成によってコーティング剤と金属素材が密着します。

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「クレコート」をSUSに塗工し、600℃で焼成すると、不動態であるクロム酸化皮膜を介して、SUS側から粘土側へFeが移行、中間層ではFe/Mg/Naなどの、元素の相互拡散が起きます。

そのため、基材への密着性が極めて良く、剥離は見られません。

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06

クレコートの塗膜物性

試験項目 クレコート膜(600℃焼成膜の物性)
碁盤目試験(JIS規格)

テープによる剥離なし

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鉛筆硬度(JIS規格)

6H

耐熱試験(500℃ 1000hr)

膜異常なし

低温試験(-40℃ 1000hr)

膜異常なし

温度サイクル試験

(-40℃ ⇔125℃ 10回)

膜異常なし

アウトガス(室温~700℃)

発生なし

耐湿試験(60℃ 90% 120hr)

絶縁抵抗値 維持

耐水試験(25℃ 12hr浸漬)

膜異常なし

耐薬品試験(25℃ 3hr浸漬) 

酸 / アルカリ / 溶媒 / 洗剤

10%塩酸 膜剥離あり

その他薬品では膜異常なし

 

07

クレコートの電気特性

項目

クレコート膜

電気抵抗率(10V、Ω・cm)

7.20E+11

比誘電率

7.5(at 1kHz) / 6.9 (at 1MHz)

絶縁耐圧

264 kV/mm

08

様々な用途に応用可能

「クレコート」は、耐熱性/ガスバリア性に優れ、その用途はアイディア次第で拡がります。

この耐熱性とガスバリア性を活かし、ボイラ煙道やガスバーナーなど高温環境で使用される金属の腐食抑制・耐熱保護・高温酸化抑制が可能です。また、水素を貯蔵するタンク等への使用も視野に入れています。

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09

絶縁膜としての応用実例

ステンレス上にクレコートを絶縁膜として応用し、次世代型高感度Cr-N薄膜歪みセンサへの適用に成功しました。

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金属用 耐熱コーティング剤「クレコート」紹介スライド

金属用 耐熱コーティング剤「クレコート」紹介スライド

耐熱性・ガスバリア性に優れた 新しい金属用 耐熱コーティング剤

「クレコート」は、主成分に粘土鉱物を使用した新しい金属用 耐熱コーティング剤です。 金属材料に塗布し、600℃の焼成によってコーティング剤と金属素材が密着します。 耐熱性とガスバリア性に優れた特性を活かし、高温環境での金属の腐食抑制や水素などのガスの遮蔽など、さまざまな用途への応用が可能です。

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