PRODUCT DETAIL
タイムスタンプで知的財産を守る「WWDS知財アーカイブ」
自社のノウハウや独自技術を特許申請せず、タイムスタンプを利用し「先使用権」を活用!
「WWDS知財アーカイブ」は知財関連の電子文書管理を行う文書アーカイブシステムです。
企業活動のグローバル化が進み、特許出願・取得だけでなく、営業秘密の漏えい・不正二次利用の防止対策も含めた包括的な知財戦略が必要となる時代になり、知的財産に関係する電子文書の保存、管理の重要性が増しています。
その中で、自社のノウハウや独自技術を特許申請せず「先使用権」を活用して権利化するためには、タイムスタンプを利用し電子文書をいつ作成・保有していたかの証明が重要です。
「WWDS知財アーカイブ」では電子文書にタイムスタンプ付与し証拠力を高め保管した上で、対象となる電子文書を一元管理し検索・閲覧するための文書管理機能やタイムスタンプの付与漏れを防止する管理機能、タイムスタンプの有効性自動延長処理を提供します。
特長
FEATURE 01
分かりやすい文書管理
部署、書類種別、プロジェクト単位など、運用に合わせて柔軟なフォルダ管理が可能で、Active Directoryと連携し、フォルダへのアクセス権を制限することも出来ます。
また、Windows エクスプローラライクなシンプルなUIで使いやすく、全文検索/属性検索といった検索機能も備えています。
FEATURE 02
タイムスタンプの有効性自動延長
タイムスタンプ再付与の条件を設定しておくことで、タイムスタンプの有効性が切れるファイルに対し自動的に有効性延長が行われます。また、タイムスタンプの有効期限間近のファイルを一括検索でき、有効性延長を行うことも出来ます。これにより、延長対象となるファイルを探す手間や延長にかかる処理の手間を削減できます。
FEATURE 03
タイムスタンプ付与漏れの防止
管理画面からタイムスタンプの付与、有効性延長の状況を確認でき付与漏れを防ぐことができます。
用途例
- 「先使用権」の活用
-
他社が対象技術の特許を取得し、その他社の特許出願時より前に対象技術・ノウハウを保持していたことを立証する際には、根拠となる文書がいつ作成されたのかや改ざんされていないかを後から証明する手段が求められます。タイムスタンプを付与し、有効性の自動延長処理や付与漏れなどを防ぐための管理画面もあるため、タイムスタンプが有効な電子文書を簡単に保管しておくことが出来ます。
- 知財ドキュメントの組織管理
-
企業が成長に伴い組織が拡大していく一方で、また、知財ドキュメントも増加し管理が複雑になっていきます。実際に、知財部が他部署(開発や研究関連部署)の知財ドキュメントの管理ルールを把握できていなく、どのフォルダに何に関するファイルがあるのか分からないといったお客様もいらっしゃいました。「WWDS知財アーカイブ」では統一されたルールで明瞭な文書管理を行えるだけでなく、タイムスタンプ付与・有効性延長などの知財ドキュメント管理に関わる機能を備えており、最小限の工数で管理を行っていくことが出来ます。
よくあるご質問
- Q
- 対応しているファイル形式はなんですか?
- A
- 下記のファイルに対応可能です。ファイルは全て.pdf形式で保管されます。
・PDF
・MS-Office文書(.doc/.docx/.docm/.xls/.xlsx/.xlsm/.ppt/.pptx/.pptm)
・画像(.jpg/.gif/.png/.tif)
・動画(.mp4/.m4v/.mkv/.mov/.3gp/.3g2/.m2v/.ogv/.webm)
・テキスト(.txt)
・DocuWorks文書(.xdw)
・上記以外の形式(CADファイル等) 指定したカバーPDFに添付し、保管が可能です。
- Q
- どのような属性を設定可能ですか?
- A
- 文字列や数値、日時といった形式の属性を設定可能です。
- Q
- タイムスタンプの有効性延長を行う場合はどのようにすればよいですか?
- A
- タイムスタンプの有効性延長を行うタイミングを設定することで、自動で延長を行うことが出来ます。また、タイムスタンプの有効期間で対象ファイルを検索し、期限切れ間近なファイルの有効期間を⼀括して延長も可能です。
- Q
- タイムスタンプの法的有効性はありますか?
- A
- 平成28年の知財高裁で商標登録の取消しを求める裁判がありました。その際に、カタログのPDFやHPのカタログ一覧ページのPDFなどにタイムスタンプを付与したデータが証拠として提出されました。
お客様の声
- 製薬会社
- データ管理方法の変更で利用者や部門の数が増加し、タイムスタンプ付与や有効性延長の手間が増えていたため、それらを自動化できる製品を探していた。導入後はタイムスタンプ付与・延長が自動化され、業務効率化ができた。また、データの一元管理で、研究成果の時系列及び関連性の可視化や、各部門のタイムスタンプ利用状況も把握できるようになった。
スペック・仕様
- OS
-
Windows Server® 2016(推奨)
Windows Server® 2012 R2
※日本語版のみ
- ハードウェア(サーバー)
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CPU:2.5GHz (クアッドコア) 以上の x64 プロセッサ
メモリ:16GB 以上 (空きメモリ 3GB 以上必要)
ハードディスク:空き容量 200GB 以上 (NTFS)
※別途データ保管用のディスク容量が必要
- ハードウェア(クライアント)
-
【PC】 Windows 7 SP1 / 8 / 8.1 / 10 (日本語版 のみ)
【タブレット】iPad (iOS8) - Safari、Nexus 7 (Android 4.2.2) - Google Chrome
※動作確認済み端末を記載
※Web サーバーの Windows 認証を有効にしシングルサインオン環境にした場合、モバイルブラウザーによってはファイルマネージャー全体、または一部機能が正常に動作しない可能性があります。
※ タイムスタンプの検証にはAdobe Acrobat Reader が必要です。
- その他
-
・Windows Management Framework (PowerShell 2.0 以上)
・Microsoft .NET Framework 3.5 , 4.X
・Microsoft Office 2010 - 2016
・Java Runtime Environment 1.7
・インターネット接続が必須です
その他
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