特長
サーカディアンリズムモニターマウス (Bmal1-ELucマウス)
サーカディアンリズムは、複数の時計遺伝子によって形成されており、本マウスは時計遺伝子のひとつbmal1遺伝子の発現リズムを発光強度の変化でモニターすることができるマウスです。
サーカディアンリズム評価細胞
Bmal1-ELucマウスの胎児から単離した胚性線維芽細胞。 培養機能付きルミノメーターで経時的な発光値変化を測定できます。 (販売中、受託試験可)
In vitro解析受託
mal1-ELucマウスの胎児から単離した胚性線維芽細胞(MEF)を使用したin vitro解析試験を受託しております。 細胞の発光強度を計測することによりサーカディアンリズムを測定することが可能です。体内時計調整機能が期待される化合物等を培地に添加し、それによる発光強度の変化から化合物が有する体内時計調整能を評価します。
In vivo解析受託
Bmal1-ELucマウスを使用したin vivo解析試験を受託しております。マウスの発光強度を計測することによりサーカディアンリズムを測定することが可能です。 体内時計調整機能が期待される化合物等をマウスに投与し、それによる発光強度の変化から化合物が有する体内時計調整能を評価します。
用途例
サーカディアンリズム解析にできること1 |
【時間栄養学】
「なにを、どれだけ、いつ食べるか」を考慮した新しい栄養学 交代勤務や夜勤労働者の健康管理・時差ぼけ改善・快眠サプリメントの開発・エナジードリンクの開発
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サーカディアンリズム解析にできること2 |
【時間薬理学・時間治療学】
副作用を軽減し、薬効を高める投薬のタイミングがある。 薬をもっと効率的に使用するための研究領域。
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サーカディアンリズム解析からの広がりが期待できる研究領域 |
- 不眠症
- ホルモン分泌
- 高血圧、肥満
- 美肌(コラーゲン産生等)
- がん、抗がん剤
- 骨粗しょう症
- 眠気解消(日中の眠気)
- 認知症、うつ病
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スペック・仕様
実験室設備1 |
培養細胞リアルタイム発光モニタリングシステム (ATTO, AB-2550クロノスDio)
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実験室設備2 |
マイクロプレート型ルミノメーター (ATTO, AB-2350フェリオス)
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実験室設備3 |
培養細胞リアルタイム発光モニタリングシステム (ATTO, WSL-1565クロノスHT)
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実験室設備4 |
in vivoイメージング装置 (VIEWORKS, VISQUE Elite)
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その他実験室設備 |
- 高湿度対応振とう機(TAITEC, CS-LR)
- 遺伝子導入装置(Amaxa, Nucleofector 2b)
- 動物飼育室P2A(個別換気ケージシステム)
その他、クリーンベンチやCO2インキュベーター、オートクレーブ、顕微鏡、PCR関連装置等多様なバイオ研究に対応できる機器、設備を整備しております。
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