生産進捗管理システム

生産進捗管理システムの特長

生産状況をリアルタイムに見える化

本システムは、手作業も、機械実績も、生産進捗状況をすべてリアルタイムで見える化します。通常のあんどんに比べ、圧倒的な情報量と柔軟性・拡張性を備えており、生産の「進み」「遅れ」を見える化します。これにより、バラつきを解消し、生産の最適化・効率化を図ります。

簡単設置・簡単操作

I/Oユニットに、機械の実績信号やセンサー・ボタンなどを接続するだけで簡単に設置いただけます。特別な技術や設備は不要なので、気軽に導入いただけます。また、各種設定はタッチパネル操作により、直感的操作で登録可能です。

優れた拡張性

専用のI/Oユニットは、生産実績カウントの他、あわせて6つの端子を搭載しています。すべてあんどん表示に連動しており、不良数や差し引いた実績のカウントなどが表示されるほか、トラブル時の早期発見も可能です。

各種データの利活用が可能

LAN環境があれば、サーバーを追加するだけで各ラインの実績信号をデータベースに保存でき、集中管理システムとして拡張できます。「ダッシュボード」機能はもちろん、「データ解析」「生産指示」などの豊富な機能により、さらなる業務改善をアシストします。

低価格・スモールスタート

端末は1台からの導入が可能で、必要に応じて段階的に拡張いただけます。初期投資を抑えつつ、柔軟な運用を実現します。また、お客様のニーズに応じて、よりシンプルな出来高管理に特化した、Lite版のシステムもご用意しています。

導入メリット

生産効率向上

設定タクトと実績情報により、進度を「正常」「進み」「遅れ」の3段階でリアルタイム表示します。目標・進捗・改善の見える化で、作業者の意識改革に働きかけ、生産性向上に貢献します。

現場管理の負担軽減

同じネットワーク上にサーバーを追加するだけで、生産進捗の集中管理が可能です。すべての端末の情報が1カ所で確認でき、問題の早期発見などを含め、現場管理の負担を軽減することができます。

日報自動化・ペーパーレスへの貢献

サーバーで、全端末のデータ収集が可能になり、日報作成業務を自動化できます。WEBアプリの日報表示機能で、これまで紙ベースで管理していた日報のペーパーレス化を実現します。

主な機能紹介

ひと目でわかる、見やすい表示画面

端末の表示画面は、必要な情報を一目で把握できる見やすいデザインです。わかりやすい進度表示で、作業者の目標を見える化し、トラブル時の迅速な意思決定をサポート、生産効率の向上に貢献します。

マルチデバイス対応

サーバー追加でご利用いただける管理画面は、マルチデバイス対応なので、PC・スマホ・タブレットなど端末を問わず、いつでもどこでも簡単に確認いただけます。

データ分析機能

サーバーを追加すると、各ラインの実績信号がデータベースに保存されます。分析メニューを活用することで、各種グラフ表示やCSV出力も可能になり、さらなる業務改善をアシストします。

生産指示送信機能

日々の生産指示は、各端末でも登録可能ですが、端末が複数台ある場合、サーバーからの一括登録が便利です。登録した内容は、端末ごとの生産指示として複数端末に自動配布され、スムーズな生産活動のスタートをサポートします。

仕様について

システム構成

お客様のニーズに合わせて、システム装置、7インチモニター同梱の専用端末バージョンと、お使いのPCで動くPCアプリバージョンの2タイプご用意しています。

導入事例

ネジ転造現場事例

STERTECの強み

現場目線

当社の製品は、実際の製造現場の声より生まれ育った「現場で育てたIoT」です。“作業の邪魔をしない”を第一に考え、センサーを駆使し、事象のデータ化を行うなど、現場目線の簡単かつ使いやすいIoTを提供しています。

高コストパフォーマンス

汎用小型マイコンや市販センシングパーツを積極的に使用し、ハードウェアコストを下げることにより、高いコストパフォーマンスを実現しています。他社と比較しても大幅な低価格を実現した製品もあります。

ワンストップ開発

一般的なIoT製品は、データの簡易表示やCSV出力までの製品が多く、本格的な見える化まで行うには、複数社の共同開発等が必要となります。弊社は1社のみで「データ収集」から「社内活用」までをワンストップで開発しています。