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AMR(自律走行搬送ロボット)とは? AGVとの違いやおすすめのAMR関連製品をご紹介

AMR(自律走行搬送ロボット)は、カメラやセンサーによるセンシング技術を活用し、人や障害物を自律的に回避しながら搬送業務を行うロボットです。従来のAGV(無人搬送車)とは異なり、人との協働を前提に設計されており、物流倉庫や製造現場での導入が広がっています。

本記事では、AMRの基本的な仕組みや特徴・メリット、AGVとの違い、導入時の注意点に加え、工場・倉庫の省人化に貢献するおすすめのAMR関連製品を解説します。

本ページでは、AMR(自律走行搬送ロボット)を提供するメーカーや関連製品を掲載しています。

AMR(自律走行搬送ロボット)の選び方

搬送物と荷重:搬送する物の重さ、大きさ、載せ方に対応する機種を比較します。

走行環境:通路の幅、床の状態、障害物や人の動きを確認し、走行方式が合うかを検討します。

搬送の流れ:受け渡し方法、搬送経路、必要な搬送量を整理し、設備との連携を確認します。

安全対策:人が行き交う場所での検知・停止機能と、運用する現場の安全対策を確認します。

運行と変更への対応:充電、複数台の管理、経路やレイアウトの変更に対応できるかを確認します。

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AMR(自律走行搬送ロボット) とは

Amr 01

AMRとはAutonomous Mobile Robotの頭文字をとった略称であり、日本では自律走行搬送ロボット・協働型搬送ロボットなどと呼ばれている搬送業務を行わせることができるロボットです。協働という名称が示している通り、人とロボットが共同で搬送業務を行える特徴を有しており、例えば物流現場では人が商品をラックから取り出して搬送はAMRに任せるというスタイルのピッキング業務の分担が普及してきています。

特に近年ではコロナ禍において非接触なオペレーションが求められる現場も多いことから、業務の半自動化を実現するAMRの導入を進める企業が、物流現場のみならず様々な業態の製造現場で増えています。

AMRの特徴・メリット

AMRの特徴やメリットとして、「人とロボットの協働」「環境への柔軟な対応」という2点をご紹介します。

Amr 03

人とロボットの協働を実現しやすい

AGVが「ある地点からある地点までを運ぶ台車機械」であるのに対して、AMRは「人との稼働範囲の共有を前提とした搬送ロボット」であり、両者の開発コンセプトは大きく異なります。

従来のロボット・機械はあらかじめ指示やプログラミングを受けた動作のみを行うものであり、むしろその点が繰り返し作業を求められる物流現場や製造現場においては重宝されていました。そのため、人が業務を行うエリアとロボット・機械に作業を行わせるエリアはしっかり分別されているのが一般的です。しかし、AMRが有する地図の自動作成機能により、決まった動きをしない人との協働が可能となります。これはモノづくり業界において画期的な変化であり、人とロボットが一緒に業務を行う流れはますます浸透していくでしょう。

動作環境が変化しても柔軟に対応できる

物流現場の倉庫や工場の製造ラインにおいて、設備や人の配置が変わるというのはよくあることです。当然、作業現場の環境・レイアウトに変化が生じた際には、搬送を行わせるロボットに対しても搬送ルートの変更を実施しなければなりません。しかし、場合によってはレイアウト変更が頻繁に行われるケースもあり、そのような現場においてはあらかじめ決められたルートのみしか走行できないAGV(無人搬送車)が無駄になってしまうという問題も起こり得ます。
一方、AMR (自律走行搬送ロボット)であれば、周辺環境に合わせて自動で搬送ルートを算出してくれるため、環境の変化が生じやすい現場でも導入がしやすいというメリットがあります。

AGV(無人搬送車)とAMR(自律走行搬送ロボット)の違い

AMRと混同して比較されるものにAGV(無人搬送車)がありますが、どちらも目的地にまで荷物を搬送するロボット・機械であるということには変わりありません。両者の大きな差異としては、走行方式や移動範囲の違いが挙げられます。

Amr 02

走行方式や移動範囲が異なる

AGV(無人搬送車)は、走行距離分の磁気テープやガイドを用意することで、そこに沿って決められたルートを搬送する台車ロボット・台車機械です。1980年頃から、物流現場の倉庫内や工場の製造ラインにおいて搬送業務の担い手として活用されてきました。

一方、AMR(自律走行搬送ロボット)は、カメラ・センサー等によるセンシング技術を活用して、自ら移動環境の地図を作成し、人や障害物を避けて移動をするロボットです。 つまり、AGVは予めた決められたルートを走行するのに対して、AMRは人や障害物等の環境の変化に応じて自ら走行ルートを決めるという特徴を持ちます。

AGVからAMRへのトレンド移行

前述した通り、近年ではコロナ禍における非接触によるオペレーションが求められている時代背景も後押しして、より人と協働をしやすいAMRが脚光を浴びるようになっています。

AMRを導入する際の注意点

AMRの導入にあたって考慮しておくポイントとして「初期コストが妥当か」という点が挙げられます。

というのも、AMRはAGVと比較して、運用に向けての事前準備・開発がより多く求められます。特にロボットに作業環境を学習させ、自動で地図を作成させる際には、やはりある程度の専門知識を有した者によるティーチングが必要です。また、人とスムーズに共同して働くには細かな微調整が求められるという点も考慮しておかなければなりません。 そのため、実質的な運用に向けた投資コストと実稼働とのコストパフォーマンスをきちんと見極めた上で、AMR導入の検討を進めることをおすすめします。

さいごに

今回は、物流現場の倉庫内や工場の製造ラインにおける搬送業務を代替する「AMR(自律走行搬送ロボット)」についてご紹介しました。走行方式・移動範囲によるAGVとAMRの違いについて、AGVと比較した際のAMRの特徴やメリットについて、そして、AMRを導入する際に注意すべきポイントについて、それぞれご紹介しています。

evortでは、AMRに関連するおすすめ製品を多数掲載していますので、ぜひ一度参考にしてみてください。

よくある質問

AMR(自律走行搬送ロボット)とAGV(無人搬送車)の大きな違いは何ですか?
AGVは磁気テープやガイドに沿ってあらかじめ決められたルートを走行するのに対し、AMRはカメラやセンサーで周囲の環境を認識し、自ら走行ルートを算出して移動します。そのため、AMRはレイアウト変更が頻繁に起こる現場でも柔軟に対応できます。
AMRはどのような現場で活用されていますか?
物流倉庫でのピッキング業務の搬送分担や、工場の製造ライン間での部品・材料の搬送など、幅広い現場で活用されています。医療施設やクリーンルームなど、人の移動を減らしたい環境でも導入が進んでいます。
AMRを導入する際に注意すべきポイントは何ですか?
AMRはAGVと比較して、作業環境の学習や地図作成のためのティーチングなど、運用前の準備工程が多くなる傾向があります。人との協働に向けた微調整も必要となるため、初期コストと実稼働後の費用対効果を十分に見極めた上で導入を検討することが重要です。
AMRはなぜ人との協働に適しているのですか?
AMRは自動で周辺環境の地図を作成し、人や障害物をリアルタイムで回避しながら走行できるため、人と同じエリアで安全に稼働できます。従来のロボットのように作業エリアを厳密に分離する必要がなく、人がピッキングを行いAMRが搬送を担当するといった業務分担が可能です。
AMRは環境の変化にどのように対応しますか?
AMRはセンシング技術を用いて周囲の状況をリアルタイムに把握し、搬送ルートを自動で再計算します。設備配置やレイアウトが変更された場合でも、磁気テープの敷設し直しなどは不要で、柔軟にルートを変更して走行を継続できます。

まとめ

  • AMR(自律走行搬送ロボット)は、センシング技術で自ら地図を作成し自律走行する搬送ロボットである。
  • 人との協働を前提に設計されており、同じエリアで安全に業務を分担できる。
  • レイアウト変更が頻繁な現場でも搬送ルートを自動で再計算し柔軟に対応できる。
  • AGVとの違いは走行方式にあり、AMRは決められたルートに依存せず自律的に移動する。
  • 導入時には、ティーチングや微調整にかかる初期コストと運用後の費用対効果を十分に検討する必要がある。

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