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ランバート拡散板

ランバート拡散板

完全拡散のガラス拡散板

ランバート拡散板は、均等な照明を作り出すための特殊なガラス拡散板です。熱処理によるガラスの内部構造により光を散乱させ、透過率が高くない反面、完全拡散光を得られます。他の拡散板と違い入射角依存が少なく、出てくる光はほぼ同一の配光分布を示します。

また、可視域から近赤外域に渡ってフラットな分光透過特性を有します。レーザー光のスペックル軽減やスクリーン用途などで実績があります。

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ランバート拡散板の特長

完全拡散光

熱処理によるガラスの内部構造により、入射光を散乱させ、完全拡散光(ランバーシアン光)を生成します。

入射角依存性が低い

他の拡散板と比較して、入射角による影響が少なく、出射光はほぼ同一の配光分布を示します。

広帯域特性

可視域から近赤外域にわたって、フラットな分光透過特性を持ちます。

高い拡散角度

632.8nmの波長において、約115°の拡散角度(FWHM)を持ちます。



製品仕様(標準品)

素材

ガラス

外形

φ25

厚み

2mm

拡散角度
(@632.8nm)

115°±10%(FWHM)
※参考値