特長
搬送と測定を同時に行うスケール内蔵ハンドNPGT_Sシリーズ
測長ハンド(NPGT_Sシリーズ)は、ロボットハンドにスケールを搭載し、つかんだものの長さや径を測る測長機能をもたせたハンドです。 搬送などに用いれば把持部の全数検査が可能となり、今まで人が行っていた検査や仕分け作業を自動で行うことができます。 測定データをパソコンやPLCなどに取り込むことで、トレーサビリティやワーク情報の管理も可能です。 また、記録した測定結果をもとに工程能力の算出も可能で、さらに記録情報を分析し前後工程へ反映することで安定的な品質の確保にも貢献できます。 NPGT_Sシリーズを使ったシステムの構築により、人の作業軽減による省人・省力化を可能にするだけではなく、検査装置やスペースそのものの削減、また品質の安定化などによりトータルコストの削減に貢献します。
爪の交換もお手の物ジョー交換式NTS-Qシリーズ
クイックジョーチェンジグリッパ(NTS-Q シリーズ)は、ジョーの交換時間を格段に短縮したハンドです。 既存の汎用モデルの標準マスタジョーをクイックマスタジョーと交換するだけでクイックジョーチェンジグリッパに早変わりします。 このため1種類のジョーで複数種の把握面の設定ができ、ジョー兼用性が著しく向上します。
段取り時間を削減面盤交換式QGBシリーズ
クイックプレートチェンジグリッパ(QGB シリーズ)は、上部の面盤を交換することによって円筒状のモノから異形物まで様々なワークを把持することが可能で、新規ワークの立ち上げ時間を短縮できます。 また、ボディー外周にセンサー取り付け溝を6ヶ所備えることで、様々なワークに対するセンサー交換が不要になっています。
小型ロボにも搭載できるNTSシリーズ
汎用タイプのロボットハンドです。 アルマイト処理による高耐久性に加えてKITAGAWAチャックの技術とノウハウを活かした高精度・高把持力設計で開発しました。 ロボットから降ろさずに、ボディー前側から分解清掃可能な省メンテナンス仕様になっており、徹底的な構造解析と形状・材料を見直し、軽量・コンパクトとなっています。
用途例
工程を集約して、リードタイムを削減 |
スケール内蔵ハンド NPGT_Sシリーズをおすすめします。 こちらは「搬送と寸法測定」を同時に行うことができるので、工程圧縮が可能になり、検査場所の削減、検査器具の管理、人権費の削減、人手不足解消などのメリットがあります。
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短時間で多品種のワークを搬送したい |
面盤交換式 QGB シリーズをおすすめします。 上部の面盤を交換するだけで2つ爪を3つ爪に、3つ爪を2つ爪に即座に交換可能です。用途に合わせて面盤を交換していただければ本体や爪を交換する段取りの手間を軽減でき、多種多様なワークを搬送できます。
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段取り時間を削減したい |
爪交換式NTS-Q シリーズをおすすめします。 爪を回転させることで把握可能範囲の中で把握径の異なるワークを把握することが可能です。 また、爪をワンタッチで交換可能なので、段取り替えもスムーズに行えます。
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重たいワークを搬送したい |
汎用タイプNTSシリーズをおすすめします。 弊社のロボットハンドは長年の金属切削に用いられるチャックで培った技術を応用し、コンパクトな本体から大きな把持力を出すことができます。
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悪環境でも長く使用したい |
汎用タイプNTSシリーズをおすすめします。 弊社ロボットハンドは耐久性・メンテナンス性に富んだものになっています。我々の得意分野でもある金属切削では切粉やスラッチか飛び交うために、長年培った技術を用いて、ロボットハンドを製作しているため、悪い環境の中でもKITAGAWAロボットハンドを使っていただけます。
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