特長
プラットフォームを選ばない超高速・超高精度な時系列処理技術
量子コンピュータなど特殊なハードウェアを利用せずに、複雑な時系列処理をディープラーニングの1/100程度の学習データで、約100倍近く高速に処理することができます。
少量学習データ&超高速学習によるハイペースで高速なPoC少量学習データ&超高速学習によるハイペースで高速なPoCを実現実現
従来のディープラーニングで発生する大量のデータ収集やパラメータチューニング後の学習待ちのタイムロスが無いため、少量の学習データでもハイペースで高速なPoCを実現します。
安価で手軽
リザーバコンピューティングは、高価なGPUなどが不要でコストを抑えることが可能です。
弊社APIへデータを送るだけで簡単に時系列処理を行うことができ、マイコンへの移植もサポートします。
動画
VIDEO
用途例
従来は不可能だった個人データの活用
プライバシーの観点でクラウドにアップロードすることは難しく、個人から取得できるデータは少ないため高精度なモデルの作成は不可能でしたが、リザーバコンピューティングで個人データが活用できるようになります。
音声では、9人分の公開データによる話者特定を99%の精度で判定できます。
不整脈判定では、心電図データから疾患判定を93%の精度で可能で、また姿勢判定では、 人間の鼓動や呼吸の振動から98%の精度で24種類判定できます。
環境に制約のある工業分野での活用
工業現場では必ずしもインターネットが活用できるわけではなく、異常値などのデータは少なすぎて高精度なモデルの作成は不可能でしたが、リザーバコンピューティングを活用することで、音での作業状態特定が94%の精度で可能となり異常検知ができるようになりました。
また、センサーでの作業特定が高精度で可能となり、作業工程の可視化に繋がります。さらに、センサーでの力学推定を高精度に予測可能となり、ロボットアーム制御等にも役立てることができます。
複雑な時系列問題における活用
自然現象など複雑な問題に対して、限定的なセンサーや入力ソースでの判別は困難でした。しかし、リザーバコンピューティングによる、におい検知で排泄タイミングの特定を80%の精度で可能にしています。
また、モーション推定を活用して、骨格の動きだけで動作推定を91%の精度でできるようになります。さらに他の分野では、将来の住宅価格の動きを高精度に予測可能にしています。
チーム
代表取締役 CEO 秋吉 信吾
大学院で自然言語処理を研究した後、エキサイト株式会社に入社。自然言語処理を活用した新規サービスの開発、検索エンジン導入プロジェクト等を担当。2012年深層学習を独学し、StartupStudioのMistletoe株式会社では音声/画像認識、対話エージェント等のR&D。2018年当社設立。研究部門の直接統括を通じた経営戦略への橋渡しと全PoCプロジェクトに対し横串で監修。
取締役 CTO 長島 壮洋
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻を修了後、ヤフー株式会社にてヤフオクのシステム開発に従事。株式会社カカクコムに入社し、食べログの開発責任者として立ち上げから参画。国内初の大規模システムへのRuby on Rails導入等行い、国内最大のグルメサイトに成長させる。食べログの米国展開などを担当した後、当社の創業メンバーとして参画し、事業創出、技術開発を推進。
事業開発マネージャ 寺嶋 毅
米国大学卒。スタートアップで新規事業立ち上げに従事後、シンガポールへ渡り富士ゼロックスにて現地スタートアップや大学機関等と、画像解析やIoT関連のオープンイノベーション案件を行う。帰国後は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド関連の新規事業部門にて投資先企業とのパートナーシップを行う。