SUMIDECO, Sumideco Paper

山陽製紙株式会社

SUMIDECO, Sumideco Paper

製造副産物を炭化して抄き込んだ、機能性再生紙

炭(Sumi)でエコ(eco)する「Sumideco Paper」は、「廃棄物」を炭化して再生紙に抄きこんだ、「炭の機能」を持った紙です。

最初は「梅の種」を炭化した「梅炭(うめずみ)」を紙に抄きこむことから始まりました。
日本古来の健康食品として名をはせている『梅』。我が社はそのブランドである「南高梅」の産地のほど近くにあります。美味しい「南高梅」は、世界中の人に愛されていますが、一方で、加工業者から出る梅の種が産業廃棄物としてその処分が問題となっていました。そこでその種を「炭」にして、次に用途を広げるために紙の中に抄きこめないかと依頼がありました。弊社は独自の製法で、梅の種の「炭」を紙の中に抄き込み、「炭」の機能を持った紙に生まれ変わらせました。
この製法を使って、その後もビール粕やコーヒー粕を炭化したものを紙に抄きこんで、「炭」の機能を持った紙をつくるようになりました。これが「Sumideco Paper」です。「Sumideco Paper」には、炭が持つ優れた機能と同じ、脱臭、消臭や調湿などの効果があります。

この「Sumideco Paper」の特徴を活かし、弊社では「SUMIDECO(スミデコ)」というブランドで商品開発をしています。

山陽製紙株式会社

山陽製紙株式会社

社会課題解決のために『希少価値のある紙』をお客様と共に創る製紙会社

私たちは、設立50周年を期にこれからの50年を見据え、次のように経営理念を刷新しました。 『私たちは、紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します』。

製紙業は地球からの多大な恩恵を享受する産業です。だからこそ、私たちの会社の未来は、「循環型社会に貢献する」ことなしにありえないという信念を持つに至りました。社会的な課題を抱えるお客様と共にその課題に向き合い、「経営理念」「経営ビジョン」の実現を目指すことこそが、わが社のCSRへの取り組みであると考え、わが社が設立100周年を迎えた時、今よりも更に緑豊かな地球、様々な生命の宿る地球であることを目指して、日々の企業活動を続けて参ります。

出展団体情報

出展団体名山陽製紙株式会社
所在地590-0526大阪府泉南市男里6丁目4-25
設立年月1957年12月
従業員規模11名-50名
URLhttps://www.sanyo-paper.co.jp/