特長

カーペンターアディティブによるライセンスを受けたパウダーラボ

カーペンターアディティブは様々な研究開発施設を所有しています。そのうちの一つに英国拠点のパウダーラボがあります。 英国拠点ではAMパウダーの化学的・物理的特性を分析する最新鋭の分析設備が整っており、製品の社内品質チェックからお客様向けのパウダ―分析まで、幅広く対応しております。

日本拠点ではカーペンターアディティブのライセンスを受け、英国パウダーラボの設備と同等の機器をそろえ、AMパウダー分析を受け賜わっています。
※　国内では物理特性分析のみのご対応となります。

パウダーの大きさ、形、流れやすさ、密度、水分影響まで分析可能です

パウダーの物理特性の分析にとっかした国内ラボでは、下記の試験を実施可能です。 是非ご相談をお待ちしております。

○　流動性分析
- ホールフロー試験
- カーニーフロー試験
- パウダーレオメータによる動的流動性測定

○水分量測定
- カールフィッシャー水分計試験

○粒度分布分析
- レーザ回折式粒度分布測定

○密度分析
-　かさ密度試験
- タップ密度試験
- 骨格密度試験

○粒子形状分析
- 画像解析による定量的粒子形状分析
- SEMによる粒子形状分析

○SEM-EDX分析

パウダーの湿度影響の確認に

「保管していたパウダーの流動性が、AM造形に使用できないくらい落ちてしまった」

もしかすると、それは適切な環境で保管が出来ていなかったことによって、パウダーが湿度の影響を受けてしまったのかもしれません。 日本は夏場にかけて高温多湿となり、AM用金属パウダーを保管する上では好ましくない環境となります。 もちろん、湿度だけが流動性悪化の原因ではございませんが、「湿度の影響かも？」と思った時には「水分量分析」をお勧めします。 問題のあるパウダーがどれだけ水分を含んでいるのか、ppmオーダーで測定致します。