特長
外観検査AIに対するノウハウと技術の蓄積の集大成。 汎用製品シリーズ第1弾
これまでお客様毎にオーダーメイドで自社開発のAIとハードウェアを組み合わせたTESRAYを多数納入してきました。「TESRAY Sシリーズ」はこれまで自動車部品や工業製品、食品、農作物などの外観検査AIに対するノウハウと技術の蓄積によって開発した汎用検査装置の第1弾となります。
樹脂/金属/繊維などの素材、射出成形/プレス/めっき/塗装などの製法・加工方法を問わず、さまざまな製品の外観検査に対応しており、ラメ加工のように製品ごとに模様が異なる場合や、光の乱反射の影響を受けやすい透明な部品も検査が可能です。
直感的なGUIによる、追加ワークへの柔軟な対応
ユーザー視点で検査装置を考え、誰でもロボットのティーチング操作ができるように直感的なGUIを採用しており、多品種少ロット生産でティーチングが頻繁に発生する現場にも導入しやすい設計となっています。その他、工場内の既存の生産設備との連動、前後工程とのスムーズなつなぎ込みを考慮したカスタマイズも可能です。
人の目視より高速な検査を可能にする先進のロボティクス X AI技術
人による目視検査では1個当たり30~40秒ほどかかるワークに対して、TESRAY Sは8~9秒ほど検査できる。AI用の半導体などの進化もあり、既存/従来技術はもとより、TESRAYの従来機に比べても検査速度が大幅に向上しております。
動画
用途例
自動車部品 |
ピアノブラックやラメ加工等の複雑な光沢模様がある樹脂塗装品、光の乱反射に弱い透明部品等の多様なワーク素材においても高精度に異常検出可能 立体形状のワークにも対応し、R部/リブ・意匠部上の異常検出も多数の実績有
|
繊維工業製品 |
繊維工業製品の持つ複雑な模様を認識し、正常品にも存在するシワやヨレなどを過検出せずに、異常のみを高精度に判定 両面検査、ロール上の製造/搬送工程への導入実績有
|
その他工業製品 |
インクなどの濃淡がある異常の検出や、透明品など高難度のワークに対する高精度の検出精度、多面撮像を必要とする円柱形状のワークや、ロール上の製造/搬送工程への導入実績有 |
食品/農作物 |
大きさや形状に個体差がある食品/農作物において、多様な異常種類の検出実績。目視でも判定が難しい異常(e.g.農作物の色味と類似する泥やカビ)の検出においても高精度に検出 食品/農作物の処理量に対応し搬送〜排出までに多数の実績
|