特長
レーザーSLAMナビゲーション技術
■マルチセンサー技術の融合によるナビゲーション
LIDAR、視覚、赤外線などのマルチセンサーフュージョンで高精度な操作を実現。 障害物も安全に回避し、複雑な製造環境でも対応可能。
■周囲環境をリアルタイムでスキャン
LIDARが周囲環境をスキャンし、コントローラーに内蔵されたマップと比較することで、正確な位置とナビゲーションが可能。
■高性能インポートレーダー
ドイツ製インポートレーダー搭載。検出距離最大30m、角度分解能0.1°、スキャン周波数20Hzで迅速な導入をサポート。
システムコア技術のメリット
ロボットの稼働状況をリアルタイムで監視し、走行距離やエラー数など記録・分析・集計できます。 ブラウザからアクセスでき、ソフトウェアのインストールは不要です。 自動充電を設定すれば、24時間365日の稼働が実現でき、業務効率化や人件費削減等の効果が生み出せます。
トップモジュールカスタマイズが可能
モバイルロボットの上部にカスタマイズで協働ロボットアームやアクセサリを装備し、搬送ロボットと協働ロボットの二重の役割を統合した動作を実現。 幅広いシーンで応用して使用することができます。
用途例
人手による生産ラインの材料配分作業を代替えし効率化 |
大手電子機器メーカーのPCB基板製造工場で、主にPCB基板の長距離作業を解決するために導入した事例をご紹介します。
【導入前の課題】
- 生産ラインの末端では、様々な種類の完成品が積み上げられ、スペースを取っていました。
- 製造された完成品をパレットに積み、貨物用エレベーターを経由して手動フォークリフトで1階の完成品倉庫に搬送するため、集中力が必要でした。
- 完成品が多くなるとハンドリングが遅くなっていました。
【導入プロダクト】
Oasis300UL-SRL-LR-300-01×9台、資材カート×70台、サーバー×1台、ネットワークソリューション×1台 Matrix展開ソフトウェア、FMSマルチマシンスケジューリングシステム
【導入後の効果】
- 人員削減と効率化のため、18名の物流スタッフ(日勤・夜勤)の入れ替え制に変更しました。
- 生産ラインに材料を多く積むという現象が解消され、生産ラインの5Sが向上しました。
- マテリアルハンドリングが自動化されました。

|