【物流支援ロボットCarriRo台車タイプ】
物流支援ロボットCarriRo FD(追従モデル)
追従モデルのCarriRo FDは、既存の設備を変更することなく導入が可能な物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)のエントリーモデルです。
CarriRo FDの特徴として、モーターを駆動し運搬負荷を軽減するドライブモードや最大2台まで追従させることが可能なカルガモモードを搭載したモデルとなります。
ビーコンという光の発信機の光の軌跡を2つのカメラで追従するカルガモモードでは、ビーコンとの距離に応じて走行速度を調整(最大で時速6キロで走行)。近づいたらゆっくり、離れたら素早く走行し、先導する人についていきます。
物流支援ロボットCarriRoAD(自律移動モデル)
CarriRo ADはZMPの自動運転事業で培った画像認識技術を応用し、CarriRo Visual Tracking(特許出願中)という方式で自律移動を実現しています。
走行通路にランドマークというシールのようなものを貼り、CarriRo ADがその上を走行すると、画像認識によって位置補正と走行指示情報を同時に受け取ります。それを繰り返すことによってゴールまで確実に到達するという仕組みです。
物流支援ロボットCarriRoAD+(重量版自律移動モデル)
CarriRo® AD+(プラス) はCarriRo®(キャリロ)AD(自律移動モデル)の重量版モデルです。
従来のCarriRo® ADは最大積載150kg又は牽引300kgに対応し、 CarriRo® AD+(プラス)では最大積載200kgかつ牽引600kgが可能となり、最大可搬重量は800kg(※1)とこれまでの2倍以上の可搬重量を実現します。
またCarriRo® AD+には、従来のハンドルが搭載された『台車タイプ』と、ハンドルを取り外してパレット台車の下に潜り込んで搬送する『パレット積載タイプ』の両タイプを設定。
パレット積載タイプには、特定の場所で自動でパレット台車を切り離す機能と、作業者がフォークリフトに乗った状態でタブレットで操作が可能なリモートコントロール機能が搭載されます。 ※1)最大可搬重量800kgは『台車タイプ』の場合となり、『パレット積載タイプ』の場合は600㎏となります。
【無人フォークリフト CarriRo Fork(キャリロフォーク)】
CarriRo® ForkはZMPがこれまで自動運転開発で培ってきた、自動運転技術を活用して開発された製品です。
フォークリフトのベース車両には、Linde Material Handling社製の機体を改造しています。
フォークの自動運転には、『レーザー誘導型』の方式を採用しており、フォーク本体の上部に搭載する2D-LiDARと反射板の構成で動作精度±10㎜~20㎜の精度を実現しています。また、パレット認識のためのセンサー「Folk Eye」により、上下左右・奥行±20㎝の位置ずれにも対応し、正確な積み下ろしが出来ます。
【無人けん引車 CarriRo Tractor(キャリロトラクター)】
ZMPはコンピューター制御が可能な自動運転EVけん引車CarriRo Tractorを開発し、ZMPの自動運転の頭脳となるIZACを搭載、無人の状態で最大25tと2.5tの貨物けん引を行う自動運転車両として提供しています。
CarriRo TractorはZMPがこれまで自動運転開発で培ってきた、自動運転技術を活用して開発された製品です。
CarriRo Tractorの自動運転には、重量版モデルには『高精度マップ制御方式』と軽量版モデルには『レーザー誘導方式』の方式を採用し自動運転を実現しています。また、CarriRo TractorはZMPが開発する物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)と連携し、工場外や建屋間の物の搬送の無人化に貢献するロボットのひとつとなります。
【用途例】
CarriRo |
CarriRoには、ドライブモード・カルガモモード・自律移動モードの3つの主な機能があります。これらにより、物流・製造の現場での負荷軽減・効率化はもとより、劇的な省力化・少人化を実現します。Hybrid SLAMにより、あらゆる場所での自立走行が可能になりました。また、既存の設備や外部の機器・システムとつながることで様々なソリューションが実現します。
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CarriRo Fork |
フォークリフトのオペレーターの人手不足を解決し、倉庫・工場内の搬送作業の省人化に貢献します、高度な安全性を備え、簡単に操作が可能です。ZMPがこれまで自動運転開発で培ってきた、自動運転技術を活用により、作業エリアの事前マッピングから運用開始までを短期間で実現します。
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CarriRo Tractor |
無人牽引車CarriRoTractor 5Tは、屋内・屋外に対応しており、予め決められたマップ上でルートを設定すると自動で走行することが可能です。
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