
データセンター向け 液冷用ホース(熱管理用ホース)
UL 94 V0に準拠した難燃性と最大2インチまでのサイズ展開
データセンターの液冷システムで冷却液を移送する液冷用ホースには、難燃性、曲げても流路を妨げない構造、冷却液との適合性、狭い場所での取り回しやすさが求められます。セインの熱管理用ホースは、この条件に合わせて設計された液冷用ホースです。高品質な補強EPDM製でUL 94 V0に準拠した難燃性を備えています。最大2インチまでのサイズをご用意しており、大流量にも対応。また、セインでは熱管理用ホースに組み合わせる液冷用カップリングも併せて供給可能です。
このような方におすすめ
- データセンターの液冷システムに最適なホースを探している設計・調達の担当者
- お客様から、データセンター向けの大口径の液冷用ホースの調達を依頼された商社
- 液冷用カップリングは決まっており、組み合わせるホースの調達先を探している方
- カップリングとホースの相談先を1社にまとめたい方

セインジャパン株式会社
セインジャパンは、1981年からセイン製品の販売エージェントとして日本市場で展開してきました。2000年に法人化した後は、日本国内の営業拠点として在庫を保有し、ホースの組付けなどの作業も手掛けています。 製造業や造船関係、データセンターなど、幅広い業界のお客様に信頼性の高い製品を提供しています。カスタマイズ対応などもお気軽にお問い合わせください。
熱管理用ホースの特長
データセンターの液冷システムでは、ホースは冷却水循環装置(CDU)からサーバーラック、ラック内のコールドプレートまで冷却液を運ぶ配管の一部として使われます。サーバーが密集する環境で使うため、燃え広がりにくい難燃性、狭い場所で曲げても流路を妨げない構造、冷却液に触れ続けても劣化しにくい材質、限られたスペースでの取り回しやすさが求められます。
標準的なホースを過酷な条件で使うと、折れ曲がりや摩耗、破損が起き、冷却システムの性能と信頼性に影響します。熱管理用ホースは、データセンターの液冷システムで冷却液を移送するために設計された液冷用ホースで、柔軟性、耐キンク性(曲げによるつぶれへの耐性)、難燃性を備え、狭所や複雑な配管条件でも安定した冷却液の流量を確保します。

曲げの多い配管に耐える柔軟性と耐キンク性
ラック内やCDUまわりの配管では、ホースを曲げて通す箇所が多くなります。熱管理用ホースは柔軟性が高く、手の届きにくい場所や複雑な液冷配管でも取り回しやすい設計です。補強層を備えた多層構造のため、曲げてもつぶれにくく、損傷しにくい作りです。補強層には高強度の合成繊維ヤーンを使い、加圧時の寸法安定性と長い寿命を確保しています。
UL 94 V0に準拠した難燃性
データセンターで使うホースには、UL 94 V0への準拠が標準的な要件として求められます。熱管理用ホースは、UL 94 V0(米国の安全規格UL 94で定める難燃性の等級)に準拠した難燃性材料を使用し、要求の厳しい環境でも安全性を保ちます。
最大2インチまでのサイズ展開
データセンター向けの要件を満たす液冷用ホースは、1インチを超えるサイズでは選択肢が限られます。セインの熱管理用ホースは、1/4インチから最大2インチまでのサイズを揃えています。大流量が求められるCDUまわりの配管にも対応します。
カップリングとホースの一括供給
ホースの先端には通常、カップリングが取り付けられます。その接続部は漏れのリスクが生じやすい箇所です。ホースとカップリングの供給元が異なる場合、接続部で問題が発生すると、対応先が分かれることがあります。セインでは液冷用カップリングと熱管理用ホースをあわせて提供しているため、サポートに関する相談窓口を一つにまとめられます。
熱管理用ホースの仕様と対応範囲
材質・構造・難燃規格
| ホース材質 | EPDMゴム |
|---|---|
| 構造 | 補強層を備えた多層構造 |
| 補強材 | 高強度の合成繊維ヤーン |
| 難燃規格 | UL 94 V0に準拠した難燃性材料 |
使用温度・使用圧力・サイズ
| 使用温度範囲 | -40~100℃ |
|---|---|
| 最高使用圧力 | 1MPa(10bar) |
| 最低破壊圧力 | 4MPa(4倍の安全率) |
| サイズ | 最大2インチまで |
液冷用カップリングと組み合わせて使う配管の使用圧力は、ホースとカップリングの両方の最高使用圧力を超えない範囲で設定します。
※記載された製品は、仕様・外観など改良のため予告なく一部変更することがあります。製品の詳細については、セインのウェブサイトにて図面等を必ずご確認ください。
対応する冷却液
熱管理用ホースの材質は、データセンターの液冷システムで一般的に使われる冷却液に適合します。PG-25(プロピレングリコール25%の水溶液)との適合性は各種の試験で確認しており、試験結果を示す資料を提示できます。
用途例

冷却水循環装置(CDU)の冷却ライン
冷却水循環装置(CDU)は、施設側の冷却水とサーバー側の冷却液の間で熱を交換し、サーバーラックへ冷却液を送り出す装置です。CDUの冷却ラインでは大流量を通すため、口径の大きいホースとカップリングを使います。熱管理用ホースは最大2インチまでのサイズを揃えており、セインの大口径の液冷用カップリングと組み合わせて使用できます。
直接液冷(DLC)回路のラック内配管
直接液冷(DLC)は、サーバーのCPUやGPUに取り付けたコールドプレートに冷却液を直接流し、プロセッサーを冷却する方式です。ラック内のマニホールドからコールドプレートまでの配管は、限られたスペースの中を曲げながら通す必要があります。熱管理用ホースは柔軟性と耐キンク性を備えているため、こうした狭く曲げの多い配管でも安定した流量を確保します。また、ブラインドメイト接続のカップリングでは、硬いホースや長いホースをつなぐと、芯ずれを吸収する調心機構の動きが制限され、本来の芯ずれ許容範囲まで対応できない場合があります。そのため、ホースの柔軟性は接続の確実さにも関わります。
対応する液冷用カップリングと供給形態
セインの液冷用カップリングとの組み合わせ
熱管理用ホースは、セインがデータセンター向けに展開する液冷用カップリングと組み合わせて使用します。組み合わせの対象は、OCP(Open Compute Project)で策定された規格に準拠したUQD、LQC、UQDB、BMQC、PBMCの5シリーズと、セイン独自規格のシリーズです。
各シリーズの特長と仕様は、データセンター向け 液冷・水冷用カップリングで紹介しています。

カップリングを組み付けた状態での供給
熱管理用ホースは、お客様の要望に応じて、液冷用カップリングを組み付けた状態(ホースアッセンブリー)で供給できます。ホースアッセンブリーのサポートも、セインに一括で依頼できます。
ホース単体での供給
熱管理用ホース単体での提供も可能です。液冷用カップリングが既に決まっている場合や、大口径のホースだけを探している場合も、ホース径と仕様を指定してご相談いただけます。
セインジャパン株式会社について

スウェーデン発 安全・高性能クイック・コネクトカップリング
セインジャパンは、1981年からセイン製品の販売エージェントとして日本市場で展開してきました。2000年に法人化した後は、日本国内の営業拠点として在庫を保有し、ホースの組付けなどの作業も手掛けています。
製造業や造船関係、データセンターなど、幅広い業界のお客様に信頼性の高い製品を提供しています。カスタマイズ対応などもお気軽にお問い合わせください。
| 名称 | セインジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 302-0106 茨城県守谷市緑1-2-1 |
| 設立 | 2000年06月 |
| URL | https://www.cejn.com/ja-jp/ |

