
不織布成形 | 独自の不織布成形技術を有する大塚産業マテリアル
不織布を熱・プレスの力で立体的な形に加工
不織布の立体成形技術とは、不織布(繊維を織らずに結合させたシート状の材料)を用いて立体形状や特定の製品形状に加工・成形する技術です。 不織布の加工方法は裁断やラミネートなど様々ですが、立体的に成形することで、不織布の良さを保ちながら新たな付加価値を創出することができます。

大塚産業マテリアル株式会社
長浜の地で蚊帳事業を起こし、300年以上の歴史を持つ大塚産業マテリアル。近江商人の「三方よし」の精神に則り、お客様・社員・人々を大切にし、社会貢献をモットーに信頼を得て成長して参りました。 キーテクノロジーの不織布成形技術を、主力の自動車に加え、鉄道、オフィス家具、建築・土木、医療・介護などへご提案し、「三方よし」に「環境」を加えた「四方よし」の精神で貢献して参ります。これからも「進取の気性」をもって新しい価値を創造し、よりよい地球・社会・生活と、みなさまの幸せのために活動して参ります。
不織布の成形プロセス
大塚産業マテリアルの成形技術では、不織布等のロールシート及び単板を加熱し、上下の金型でプレスもしくは真空成形を行うことで、縫製では再現できない複雑な立体形状を賦形することができます。薄いものから厚いものまで(目付100~2,000g/㎡)成形が可能です。
さらにこの成形機はセットしたロール状の原反をシート状で供給し、連続してプレス成形することが可能で、ローコストでの生産を実現しております。連続成形が可能なため、生産能力が高く、ほとんどの場合は量産時の金型複製が不要です。

不織布成形の工法
不織布成形には、熱プレス、冷間プレス、真空成形といった工法があります。素材の特性や製品の目的に応じて、適切な工法を選定します。
熱プレス

熱を加えた金型で材料をプレスすることで成形する工法です。
材料の予備加熱がなく、時間をかけてプレスすることで精度良く金型に追従させることが可能です。表面は樹脂のような光沢感を出すことも可能です。
表面は樹脂のような光沢感を出すことも可能です。 熱可塑性、熱硬化性素材の成形に適しています。
冷間プレス

事前に加熱した材料を金型と空気で冷却しつつ金型でプレスして成形する工法です。
熱による素材変性が起きにくく、材料の特性を保ちやすいという特長があります。
事前加熱により生産性向上を実現できます。
真空成形

通気度が低い不織布や複合素材に対して、真空圧で密着させて素材と金型との間の空気を抜き、形状を転写し成形する工法です。
発泡PE、非通気フィルム+不織布など通気性がない素材の成形に適しています。
大塚産業マテリアルの強み
深絞り
間口に対して約3倍の深さまで成形できる工法です。破れや厚みのバラつきが発生することが多い深絞りですが、当社が成形するとバラつきなく、厚みを保ちながら成形することができます。
当社の深絞り成形は自動車内装品をはじめ、オフィスチェアやモバイルバッグなど幅広い製品に活用されております。

表皮材 × 成形技術
不織布と表皮材(合成皮革やファブリックなど)を一体化して立体成形する工法です。基材を不織布(熱可塑性)にすることで、成形後の形状保持を実現することが可能です。またデザイン性に加え、不織布の特長でもある「通気性」を活かした成形品を提案できます。
表皮と基材にPETのようなリサイクル性の高い素材を使用することで、表皮材の「モノマテリアル化」を実現することが可能です。

4方向逆テーパー
上下方向だけでなく、左右・前方向からも同時にプレスすることにより、巻き込み形状や逆テーパー(下部が狭く上部が広い)のような成形が困難な形状を不織布で実現できる技術です。
成形品の端部をホールド形状にすることで、後工程での組付け精度や安定性が向上します。また、別部品や接着加工を用いず一体で複雑形状に成形できるため、工程削減とコストダウンを図ることができます。

嵩高の不織布 × 成形技術
厚み30〜40mm程度の高密度・厚手の不織布に対しても、立体的な形状で安定して成形できる加工技術を保有しております。断面形状に変化をつける金型設計を用いることで、一部の厚みを調整したり、表裏で異なる凹凸形状を施したりする高度な成形加工も可能になります。嵩高不織布のクッション材は、ウレタンに変わる新たなクッション材として、通気性やリサイクル性、軽量化といった新たな付加価値を創出することができます。

超音波ロボットトリミング
成形されたものをロボットを利用してトリミングする加工技術です。成形されたものをトリミング用の治具に固定し、ロボットアームが超音波によるトリミングを自動で行います。
このロボットの刃は360度回転させることが可能で、プレスでの上下方向のトリミングではできないような横方向のトリミングや、人の手ではカットが難しい複雑な形でも簡単・自在にトリミングすることができます。成形からトリミング加工までを自社内で一貫生産できるため、短納期を実現します。

不織布成形の用途例
フェルトチェア (Refelt)
大塚産業マテリアルの不織布成形技術はオフィス用品にも採用されております。
当製品は、地球環境にも配慮した材料を活用し、不織布ならではの柔らかい質感を活かしたオフィスチェアです。当社で不織布をプレス成形して、ロボットによるトリミング加工まで一貫して行っております。こちらは冷間プレスにて成形加工を行っているため、熱プレスとは違い表面の繊維感を残したまま、上質な手触りを再現しております。
材料となる不織布は、使用済みペットボトルを回収、再資源化した再生PET繊維を約50%含むポリエステル不織布となっており、プラスチックモールドによるチェアパーツと比べて製造エネルギーとCO2排出量を抑えることができました。
大塚産業マテリアルでは、お客様のコンセプトに合わせた材料提案から対応することが可能になっております。

不織布+表皮材 複合成形サイドパネルカバー
大塚産業マテリアルで不織布と表皮材を貼り合わせ、成形加工したサイドパネルカバーです。
自動車内装用のオプション品として意匠性をUPさせる製品です。製品サイズとしては、900mm×1,600mm程度とかなり大きく、大塚産業マテリアルで取り扱う製品の中で最も大きいサイズの製品になります。
表皮単体では成形加工が出来ない生地でも、基材に熱可塑性素材を貼り合わせることで成形加工が可能になります。
スエードやファブリック、合成皮革(TPUレザー)などを不織布と貼り合わせて成形加工することが可能です。

業界別用途例
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| 自動車 |
当社の成形技術は自動車内装品のあらゆる部品に採用されております。時代の変化とともに複雑化する部品にも数多く当社の成形技術が採用されております。 (例)ヘッドレストカバー、シート用ウレタンパッド補強材、燃料タンク断熱材 など
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|---|---|
| オフィス・家具 |
オフィス家具については、チェアカバーの縫製をはじめ、近年ではフェルトを意匠面に活用しデザイン性の高い製品開発に取り組んでおります。 (例)チェアカバー、フェルトチェア、パーティション、モバイルバッグなど
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| 建築・土木 |
不織布は建築、土木関連品で多く使われており、軽量、吸音・遮音などによる作業性向上に貢献できる製品の提案が可能です。 (例)鉄道施工用部品、吸音パネル、断熱材など
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| 家電 |
これまではパッケージ、フィルターなどで当社の加工技術が採用されております。繊維製品の特長を活かしてこれまでにない用途開発をご提案できます。 (例)フェルトパッケージ、空気清浄機フィルター など
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大塚産業マテリアル株式会社について

不織布成形技術で、デザイン性、機能性のある「新しい価値」を創出します。
長浜の地で蚊帳事業を起こし、300年以上の歴史を持つ大塚産業マテリアル。近江商人の「三方よし」の精神に則り、お客様・社員・人々を大切にし、社会貢献をモットーに信頼を得て成長して参りました。
キーテクノロジーの不織布成形技術を、主力の自動車に加え、鉄道、オフィス家具、建築・土木、医療・介護などへご提案し、「三方よし」に「環境」を加えた「四方よし」の精神で貢献して参ります。これからも「進取の気性」をもって新しい価値を創造し、よりよい地球・社会・生活と、みなさまの幸せのために活動して参ります。
| 名称 | 大塚産業マテリアル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 526-0021 滋賀県長浜市八幡中山町1番地 |
| 設立 | 1987年03月 |
| URL | https://ohtsukasangyo.com/material/ |





