EasyInspector2 とは
EasyInspector2は画像検査システムの構築を簡単にすることを目的に開発されたWindowsソフトウェアです。最大の特徴は市販のパソコンと安価なカメラ(Webカメラ、USB/GigE産業用カメラ)が使用できることです。また、Windowsソフトを操作する要領で検査設定が可能です。
従来より画像検査システムの構築にはプログラミング等の専門的な知識が必要で、そのため多忙な現場担当者が多品種・小ロットの製品に対して個別に画像検査システムの開発や調整を行うことは困難でした。
EasyInspector2では画像検査システムを構築するのにプログラミングの知識は不要で、現場担当者は検査対象に合わせて画像処理機能を選択し、現場で運用しながら設定を調整することができます。
EasyInspector2の特徴
汎用性の高い多彩な検査機能
EasyInspector2には汎用性の高い多彩な検査機能が搭載されています。用途に合わせて必要なソフトのグレードをお選び頂けます。
また基本的な機能として、ひとつの検査設定には最大で999個の検査枠を設定できます。各検査枠に対して個別に使用する機能を設定できますので、複数の検査内容を一括で検査が可能です(※同一の照明条件下に限ります)。
直感的な簡単検査設定
一般的なWindowsアプリを使う感覚で、ソフトのインストールや検査設定ができます。難しいプログラミングの知識は不要で、ゲージの調整やレベルの選択で直感的な検査設定ができます。合否判定は検出量に対して許容範囲を決めるだけです。
拡張性の高い外部制御機能
特別な知識が無くてもI/Oユニットを使用することでスイッチやパトライト、ブザーなどの機器と簡単に連携ができます。ユニットとパソコンはUSBケーブルで接続し、入出力機器は線を繋ぐだけです(※機器の仕様は必ずご確認ください)。また外部アプリケーションとの通信や、PLCとの連携にも対応しております。プログラミングが分かる方であれば様々なコマンドを利用して検査トリガーをかけたり設定を切り替えたりなど、EasyInspector2を自在に制御可能です。
画像検査システム基本構成と価格
お手持ちのパソコンとUSBカメラがあれば、ソフトのご購入だけで検査装置を構築することができます。
ライセンスキーはパッケージ単位での販売となります。またオプションとして単機能の追加が可能です。※単機能のみの販売は行っておりません。
低価格で実現できる理由
販売の最小単位はソフトウェア
従来の画像検査装置としての機器一式での販売とは異なり、EasyInspector2は市販のパソコンにインストールし、カメラを接続することで画像検査装置として使用が可能なソフトウェアです。これにより、お手持ちのパソコンとUSBカメラがあれば、ソフトのご購入だけで検査装置を構築することができます。
ご導入に当たっては、お客様の検査品に合わせて カメラ、照明、ソフトの設定を弊社が電話とメールでしっかりサポートします。もちろん、画像検査システム一式としてお客様の製品に合わせた外観検査機も製作しています。
汎用性の追究
「より広い機種のカメラ・レンズに対応する」、「より多くの画像処理機能を取り揃える」を目的に、この製品は進化を遂げてきました。それにより顕微鏡レベルの検査からトラック部品の検査まで多様な分野でお使い頂き、ソフトウェア開発のコストが広く分散されています。
また、PLCや他のソフトからの制御を容易にするインターフェース(RS232C・LAN・I/Oなど)も装備し、自動生産ライン内にも導入できるように設計されています。
ミニマムの追究
ソフトの機能・性能の向上にかかる開発費用以外の部分を最小限に抑えることで、全体としてコストパフォーマンスの高い製品を追究しています。EasyInspector2の価格には営業担当者の人件費や交通費などの費用は転嫁されておりません。
デモンストレーションは随時行っていますが、原則として社内デモスペースで弊社技術担当者が直接デモを行う方法を取らせて頂いております。また遠方のお客様には検査品サンプルをお送りいただき、社内でカメラ・照明とソフトの検査設定を行い検査の可否を検討するサービスや電話・メールでの技術サポートサービスを用意しています。
EasyInspector2 事例・用途例
用途例
部品や穴などの有無検査 | 画像上から指定した色、または指定した以外の色を検出し、その検出量でモノの有無を判定します。また検出箇所のカウントや、大きさによる判定機能もあり、計数検査や異物検査にも使用できます。 |
---|---|
寸法検査 | 画像上のエッジを検出し、指定した箇所の寸法を測定します。豊富な測定項目、検出座標同士を計算する機能などによって、複雑な形状の寸法測定にも対応しています。 |
アナログメーターの読み取り | 円形、扇形、棒状、様々な形態のメーターに対応可能です。針の位置を検出し、数値として読み取りを行います。ロバスト性の高い設計で、メーターカバーに汚れやひび割れなどがあっても針の大部分さえ見えていれば読み取りが可能です。 |
キズブツ検査 | 画像上にある粒状の物体を検出します。サイズ判定機能により検出対象を選別することができます。 |
OCR検査 | 特殊フォントやドットマトリクスで表現された文字、ビニールに印刷された歪んだ文字なども、機械学習により読み取りが可能です。 |
会社概要
出展団体名 | |
---|---|
所在地 | 〒433-8104 静岡県 浜松市北区東三方町 23-5 アートテクノ会館 3F |
設立年月 | 2001年05月18日 |
従業員規模 | 10名以下 |
URL |
よくある質問
検査の判定結果(OK/NG)やその値などはCSV形式でログに保存できます。
また検査前後の画像はOK時とNG時で選択して保存できます(例:NGの時の検査結果画像だけを保存する 等)。
オプションでカメラ複数台の使用も可能です。
これは主に使用するカメラの解像度と視野範囲、検出したい対象物の大きさによって決まります。
例えば500万画素程度のカメラで250mm×200mm程度の視野範囲をとった場合、検出できる最小の大きさは0.5mm角程度となります。使用するカメラの解像度を上げればより小さい物でも検出が可能となります。
また照明条件も検査可否に影響します。詳細は直接ご相談頂けますと幸いです。
株式会社スカイロジック
SKYLOGIQ(空論)を現実にする
SKYLOGIQは日本語にすると「空論」となりますが、 空論もまた、素晴らしいものです。
弊社は空論を現実のものにするプロセスが技術開発であり、 また、それが弊社の使命であると考えています。
かつてケネディ大統領は「あの月に人間を着陸させよう」 という、その時代においてはとんでもない空論をぶち上げました。 そしてその命を受けたのはマクダネル航空会社の当時の社長、ウォルター・バーグでした。 彼はさまざまな問題を20近くのジャンルに分け、 その一つ一つを粘り強くクリアしていきました。
そして1969年、ついにアームストロング船長を月面に立たせてしまったのです。 ソローも言っています。「空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。 楼閣は空中に建てるものだ。さあその下に土台を建てよう。」 この言葉は弊社がとても大切にしている言葉のひとつでもあります。
出展団体名 | 株式会社スカイロジック |
---|---|
所在地 | 〒433-8104静岡県浜松市中央区東三方町23-5 アートテクノ会館 3F |
設立年月 | 2001年05月 |
従業員規模 | 10名以下 |
URL | http://www.skylogiq.co.jp |