特長

ランサムウェア攻撃の現状

• データセンタを攻撃するランサムウェアを100%阻止することは難しいため、迅速にデータを復旧させることが重要です。
• 身代金の支払いは主にビットコインが主流である。
• 徹底した以下のアプローチでリスクを軽減する必要があります。
  - 教育
  - 頻繁なバックアップ
• お客様が新しいランサムウェア復旧ソリューションを評価する際の主なポイントは正確かつ復旧スピードです。
• バックアップは、ランサムウェアに対する重要な防御策です。
• ランサムウェアの被害者は、身代金の支払いを拒否するケースが増えている
• ランサムウェア撲滅のためには、業界の利益を奪うことが最良の選択肢である

お客様のデータ格納場所にあわせたランサムウェアからの復旧

Quantumは、ランサムウェアから顧客データを守るためにお客様のデータ格納場所にあわせたソリューションをご提案可能です。

＜ActiveScaleオブジェクト・ストレージ>

数ペタバイトのデータ・アーカイブの場合、ActiveScale™のオブジェクト・ロック機能を使用すると、改ざん不可能なデータを作成します。これにより、ランサムウェア攻撃から貴重なデータを保護できます。ActiveScaleは、S3互換、動的データ配置（DDP）および動的データ修復（DDR）により、データの長期保存と整合性が損なわれないようにします。

＜DXiバックアップ・アプライアンス＞

バックアップ環境に保存されたデータの場合、DXi®バックアップ・アプライアンスには、ネットワークから参照できないエリアへのデータコピー機能(セキュア・スナップショット機能)があります。これによりデータの改ざんを事前に防ぐことが可能です。

＜Scalarテープ・ライブラリ＞

テープに保存されたデータの場合、Scalar®テープ・ライブラリはActive Vault機能を使用します。この機能を活用することでメディアをネットワークから切り離されたテープライブラリー内に移動し、改ざんを防止します。

ランサムウェア対策と対応の検討ポイント (バックアップデータの管理）

業務システムがランサムウェアに感染した場合、システム内部のデータだけでなく、システム上に搭載されるバックアップメディア（DAT,LTO,外付けHDD）、ネットワーク上のストレージ（NAS）等、システム内外へ感染は容易に拡大します。

そのため、ランサムウェアに備えたバックアップデータは企業内のシステム・ネットワーク内部でなく、物理的にそこから切り離された環境、例えばオフラインの媒体での管理が推奨されます。Quantumはオフラインによる管理を実現するソリューションを豊富に持っております。