可変エリアレーザーで、多様なニーズに応える
従来のスポットレーザーの課題を克服したLaserssel社のエリアレーザーは、面全体を均一加熱するトップハットビームを採用。半導体プロセスにおける高速処理、熱ダメージ軽減を実現し、生産性と信頼性を飛躍的に向上させます。
韓国に本社を置くLaserssel社は、先進的なエリアレーザー技術を活用した選択的はんだ付け技術の分野で、世界をリードする企業です。半導体、ディスプレイ、EV車用バッテリーなどの次世代デバイス向けに、高精度かつ熱ダメージを抑えた接合技術を提供。世界中で導入実績があります。
Lasersselのエリアレーザー技術 紹介動画従来のスポットレーザーと比較したエリアレーザーの優位性を動画でご紹介します。エリアレーザーは、作業スピードの向上、製品への熱ダメージ軽減に貢献します。
独自の面照射技術「トップハットビーム」を活用し、レーザー照射で問題となりがちな反りや熱ダメージを解消しました。均一で安定した加熱により、生産性が大幅に向上。また、10万回以上のテストで実証された高い信頼性も、採用される大きな理由の一つです。
照射エリアを0.1mmから300mmまで自由に調整できるため、さまざまなサイズの対象物に対応可能です。レンズの組み合わせによってビーム形状を自在に調整できる独自技術によるものです。この柔軟性が、多様なニーズに応える大きな強みとなっています。ビーム形状調整の様子
0.5~1秒以内に必要な温度に到達し、レーザー照射部を300度に加熱しながら、隣接部(照射範囲の2mm外側)を85度以下に維持。この高度な温度制御により、熱影響を最小限に抑えた精密加工が可能です。
マスリフロー工程では基板全体を加熱するため、深刻な反りが発生しやすいという課題があります。一方、エリアレーザーは必要な箇所のみを加熱することで、反りを最小限に抑えることが可能です。この技術は、米国AREAコンソーシアムによるLSRとマスリフローの比較検証で実証され、高い信頼性が確認されています。
あらゆるサイズの対象物に対応可能です。これはレンズの組み合わせでビーム形状を自在に調整できる独自技術によるものです。Lasersselの可変性は、多様なニーズに対応できる大きな強みです。
ナラサキ産業は、Laserssel社のエリアレーザー導入を支援し、周辺機器を含む自動化システムの構築を提案・サポートします。国内代理店として、日本語でのサポートやメンテナンスを提供し、他製品との組み合わせなど、ニーズに合わせた幅広い提案を行います。
エリアレーザー Laserssel 紹介資料