NIRFlex N-500
NIRFlex N-500は、最高水準の精度と柔軟性を追求したフーリエ変換型近赤外分析計です。800-2500nmの広範囲をカバーし、高い波数確度を実現します。分光器本体とモジュールの組み合わせにより、多様なサンプル形態に対応可能です。
ProxiMate
ProxiMateは、使いやすさと堅牢性を兼ね備えた近赤外分析計です。IP69準拠の防塵・防水性能を持ち、過酷な製造環境でも安心して使用できます。直感的な操作インターフェースにより、専門知識がなくても簡単に測定可能です。
高精度フーリエ変換型
NIRFlex N-500は、高い波数確度を持つフーリエ変換方式を採用しています。Fellgett優位性、Jacquinot優位性、Connes優位性を備え、優れたスペクトル品質と高い精度を実現。日本薬局方準拠、信頼性の高い分析結果を得ることが可能です。
広い波長範囲(800-2500nm)
12,500 - 4,000 cm⁻¹(800 - 2500 nm)の近赤外すべての波長範囲をカバーし、多様な成分の分析に対応します。NIR領域全体をスキャンすることで、サンプルから得られる情報量が増加し、より詳細で正確な分析が可能です。
モジュール式構成による柔軟性
分光器本体と交換可能なモジュールで構成されており、様々な測定ニーズに柔軟に対応します。固体測定モジュール、液体測定モジュール、固体透過測定モジュール、光ファイバーモジュールなど、多様なサンプル形態や測定方法に適したモジュールを柔軟に選択いただけます。
ツインランプシステム
2個のランプを搭載し、合計約12,000時間の使用が可能です。プライマリーランプの故障や光量低下を自動検出し、セカンダリーランプに切り替える機能を備えています。ランプ交換もユーザーで簡単に行えるため、測定の中断リスクを最小限に抑え、長時間の連続稼働を実現します。
使いやすいインターフェース
直感的な操作画面を採用し、専門知識がなくても簡単に測定を行えます。サンプルをシャーレにセットし、IDを入力してスタートボタンを押すだけで測定開始。わずか15秒で複数成分の含有量を同時に表示可能です。
自動検量線作成機能(AutoCal)
オプションで独自の自動検量線作成・更新機能「AutoCal」機能をご利用いただけます。サンプルの光吸収スペクトルと手分析値を入力し、計算ボタンを押すだけで検量線を自動的に作成または更新できます。背景知識がなくても、高精度な検量線を簡単に構築可能です。
堅牢設計(IP69準拠)
ProxiMateは、IP69規格に準拠した高度な防塵・防水性能を誇ります。過酷な製造環境や食品工場など、水や埃の多い場所でも安心して使用できます。振動に強い光学系を採用しており、台車での移動も可能です。
色測定機能(オプション機能)
近赤外光領域に加え、可視光領域(400-900nm)の測定にも対応しています。栄養成分の分析と同時に、Lab*色空間での色情報も取得可能です。食品の品質管理や製品の外観評価など、多角的な分析を1台で実現します。
アットライン測定に最適
実験室や検査室だけでなく、生産ラインの近くに設置し、即時の品質管理を行うアットライン測定にも最適な設計です。15-30秒という短時間で測定を完了し、迅速な品質チェックを実現します。