関連動画
シームレス活性炭の特長
1枚板の形状のため扱いやすい
1枚板形状のため曲がったりせず、厚みが均一で加工しやすいです。電極にする際には接合に必要な他の材料を使用することなくそのまま炭素のみで使用することができます。
また、1枚板形状以外に立方体等厚みある形状に作製することも可能です。

比表面積を自由に調整可能
電極の厚みを変えずに比表面積を変えることが可能です。
穴の構造を変えることで厚みを保ったまま800–2000 m2/g程度へ自由に調整が可能です。
内部抵抗を低く抑えることができる
活性炭を押し固めた電極は、粒子と粒子の間に局所的に抵抗(粒界抵抗)が発生します。
シームレス活性炭は最初から板状なので、粒界抵抗がないため内部抵抗を低く抑えることが可能です。
用途例
電気化学キャパシタ | シームレス活性炭電極を用いたキャパシタは、活性炭粉末をバインダーで固めた従来の電極と比べて優れた容量と高電圧で充電しても劣化しにくい特性を併せ持ちます。このことはキャパシタのエネルギー密度ならびに信頼性を高めることにつながり、電動化・自動化の流れの著しい自動車分野における蓄電源など、キャパシタの用途をさらに広げます。 ![]() |
---|---|
リチウム空気電池 | 触媒となるナノ粒子を利用し、充放電する体積エネルギー密度の高い次世代二次電池です。シームレス活性炭を使用することで比表面積を大きくすることができるため電池容量を大きく、また電圧を高くすることができます。 ![]() |
脱塩キャパシタ | シームレス活性炭はスポンジ状で水の通りが良く、塩を含んだ水を電気の力で塩を抜く脱塩キャパシタに適しています。 |
団体情報

出展団体名 | |
---|---|
所在地 | 〒371-8510 群馬県 前橋市荒牧町 4-2 群馬大学 荒牧キャンパス |
設立年月 | 2016年04月 |
従業員規模 | 501名以上 |
URL |