「形状・焼鈍・被膜」の3拍子が揃った中間形材
宮崎精鋼は、創業以来、特殊鋼棒線二次加工の分野において、確かな実績を築いてきました。
「伝統」と「革新」を基本に、創業以来培ってきた基盤技術に、新たな発想を加えたオリジナル技術を融合させ、お客様にご満足いただける製品とさらなる付加価値の提供を目指し、チャレンジし続けています。
宮崎精鋼では、冷間圧造用鋼線の更なる加工製品として、中間粗形材である「ファインスラグ」の製造を行なっています。
長年培ってきた冷間圧造用鋼線の製造技術をベースにスラグ形状・金型・加工工程の設計に至るまで、独自のノウハウと徹底した管理により製造。「形状・焼鈍・被膜」の3拍子揃ったスラグを提供することが可能です。また、ニアネットシェイプ化を可能にするだけでなく、コスト削減効果や省エネ・省資源等の環境問題にも大きく寄与します。
宮崎精鋼のファインスラグには以下のような特長があります。
冷間圧造用鋼線~スラグ鍛造~焼鈍~被膜を一貫して設計・製造する為、お客様のニーズに最適なスラグをご提供できます。
お客様のご指示(品番・納期・数量)に合わせてスラグをお届け致しますので、お客様の管理工数、工程内在庫の削減に寄与します。
宮崎精鋼には磨棒鋼部門があり、引抜磨棒鋼品やピーリング棒鋼品の切断・面取スラグの製造・販売も可能です。
全数表面キズを造り込みで保証可能です。
冷間鍛造の直前に渦流探傷を行うため、伸線時に検出する素材および加工キズだけでなく、伸線後から冷間鍛造までに発生する取り扱い疵も検出します。
※ピーリング材や引抜材の切断品を使用したファインスラグの提供も可能
加工度合いによって2種類の被膜からお選びいただけます。
打痕対策も充実した新酸洗/被膜ラインを保有しておりお客様のニーズに合わせた被膜のご提案が可能です。