優れた中間形材であるファインスラグ
宮崎精鋼では、冷間圧造用鋼線の更なる加工製品として、中間粗形材である「ファインスラグ」の製造を行なっています。
長年培ってきた冷間圧造用鋼線の製造技術をベースにスラグ形状・金型・加工工程の設計に至るまで、独自のノウハウと徹底した管理により製造。「形状・焼鈍・被膜」の3拍子揃ったスラグを提供することが可能です。また、ニアネットシェイプ化を可能にするだけでなく、コスト削減効果や省エネ・省資源等の環境問題にも大きく寄与します。
ファインスラグの特長
宮崎精鋼のファインスラグには以下のような特長があります。
一貫製造で最適スラグ
冷間圧造用鋼線~スラグ鍛造~焼鈍~被膜を一貫して設計・製造する為、お客様のニーズに最適なスラグをご提供できます。
工数・工程内在庫の削減
お客様のご指示(品番・納期・数量)に合わせてスラグをお届け致しますので、お客様の管理工数、工程内在庫の削減に寄与します。
多様な製品ラインナップ
宮崎精鋼には磨棒鋼部門があり、引抜磨棒鋼品やピーリング棒鋼品の切断・面取スラグの製造・販売も可能です。
表面キズゼロ保証
全数表面キズを造り込みで保証可能です。
フォーマーに設置されたECCF(渦流探傷)システムを使用する事により、表面キズ(深さ0.07mm、長さ5mm以上)を検知し排出します。
更に、円筒形状のECCF対象スラグは、外径を研磨する事により表面キズゼロ、脱炭ゼロのスラグのご提供が可能になります。
ピーリング製品の切断スラグでも、上記同様 表面キズゼロ、脱炭ゼロのスラグのご提供が可能になります。
ECCF(渦流探傷機)等による全長疵保証
冷間鍛造の直前に渦流探傷を行うため、伸線時に検出する素材および加工キズだけでなく、伸線後から冷間鍛造までに発生する取り扱い疵も検出します。
※ピーリング材や引抜材の切断品を使用したファインスラグの提供も可能
2種類の被膜から選択可能
加工度合いによって2種類の被膜からお選びいただけます。
打痕対策も充実した新酸洗/被膜ラインを保有しておりお客様のニーズに合わせた被膜のご提案が可能です。