電流検出用チップ抵抗器とは
電流検出用チップ抵抗器とは、電子回路の電流を電圧に変換する役割を担う電子部品です。金属箔低抵抗チップ抵抗器、電流検出用面実装抵抗器、あるいはシャントとも呼称されます。
電流検出用チップ抵抗器の役割
バッテリーモニタリング
バッテリーの状態を管理するために使用されます。電気自動車やスマートフォンなど、充電して繰り返し使える電池(二次電池 / 蓄電池)に電流検出用チップ抵抗器が適用されています。
滑らか・高精度な制御の実現
電流検出用チップ抵抗器は、DC-DCコンバータや三相モーターの制御において、効率的かつ安定した動作を実現します。電流をリアルタイムで検出することで、滑らかで高精度な制御ができるようになります。
電子回路の異常の検出
回路の故障や過負荷状態など、何らかの異常が発生して電子回路に過大な電流が流れた場合に、電流検出用チップ抵抗器がそれを検知することで回路動作を止めるなどの処置を行い、安全性を確保することができます。
電流検出用チップ抵抗器へのニーズ
高精度・高安定・高信頼
高精度な制御を必要とする機器には、安定して正しく電流値を読むことができる電流検出用チップ抵抗器が必要です。
低抵抗
電流検出用チップ抵抗器が電流を電圧に変換する際、発熱およびエネルギーの損失が起こります。この発熱とエネルギーの損失を最小限に抑えるために、低い抵抗値の電流検出用チップ抵抗器が求められます。
小型かつ大きな電力を運搬可能
電子機器の小型化に伴い、小型で、より大きな電力で使用できる電流検出用チップ抵抗器が求められています。
進工業の電流検出用チップ抵抗器
進工業では、高電力と小型化ニーズに幅広く対応する電流検出用チップ抵抗器をご用意しています。長辺電極、短辺電極、4端子電極など各種用途に対応し、抵抗値を広い範囲から選択可能です。
高電力金属箔低抵抗チップ抵抗器(KRLシリーズ)
高電力金属箔低抵抗チップ抵抗器(KRLシリーズ)は、小型で高電力、低発熱にも応えた金属箔タイプの低抵抗(電流検出)抵抗器です。
車載の電子化、産業機器の高度化にともなう、電流を高精度に計測するニーズをカバーします。
電圧端子分離の4端子タイプチップ抵抗器と、大電流を検出できる低抵抗の長辺・短辺電極チップ抵抗器をご用意しています。
仕様 | ・電圧を精度良く測定可能 |
---|---|
用途 | スマートフォン / PC / HDD / AV機器 / 電源機器 / モータ / インバーター / 自動車関連機器 / 各種電源装置 / AC-DCコンバータ / DC-DCコンバータ / 工業計器 / 工業計測等 |
進工業株式会社について
薄膜技術・抵抗器のスペシャリストとして、お客様のアイデアを実現
1964年の創業以来、薄膜技術の研究と製品開発を通じて薄膜のオリジナリティを追求してきました。
車載電装機器をはじめ、工業計器/計測機器、産業機器、民生機器など幅広い分野で評価が高く、エネルギーの省力化・高効率化にも大きく貢献しています。
今後、あらゆる産業分野で新たな市場を創造してまいります。
社名 | |
---|---|
所在地 | 〒600-8008 京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8番地 京都三井ビルディング8F |
設立年月日 | 1964年7月 |
進工業株式会社
薄膜技術・抵抗器のスペシャリストとして、お客様のアイデアを実現
1964年の創業以来、薄膜技術の研究と製品開発を通じて薄膜のオリジナリティを追求してきました。
車載電装機器をはじめ、工業計器/計測機器、産業機器、民生機器など幅広い分野で評価が高く、エネルギーの省力化・高効率化にも大きく貢献しています。
今後、あらゆる産業分野で新たな市場を創造してまいります。
出展団体名 | 進工業株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒600-8008 京都府 京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8番地 京都三井ビルディング8F |
設立年月 | 1964年07月 |
従業員規模 | 501名以上 |
URL | https://www.susumu.co.jp/ |