入退室管理システムとは、いつ、誰が、どこへ入退室したかを管理及び記録するためのシステムを指します。システムを設置し入退室が可能なユーザーを制限することによって、不審者の侵入を防ぐことができます。
また、セキュリティ強化だけではなく、従業員の労働時間の把握や個人情報等の機密情報の保護にも活用が期待できます。
入退室管理システムを導入する代表的なメリットとして、防犯セキュリティの向上と、従業員の勤怠管理をご紹介します。
入退室管理システムでは認証技術が用いられていることが多く、不法侵入によるリスクを大幅に下げることができます。工場やオフィスには様々な人々(従業員・クライアント・警備員・清掃員など)が出入りしますが、入退室管理システムを活用することによって出入りが認められている人にのみ入退室の権限を付与することがでるからです。
また、付与する権限にも段階を分けることができるため、より内部の者である従業員にきめ細かい入退室管理を担ってもらうことが可能です。
さらに、万が一にトラブルが発生した場合も、入退室の履歴を見ることで迅速な対応へと繋げることができます。
入退室の記録だけでなく、従業員の稼働を把握できる点も、入退室管理システムを導入するメリットとして挙げられます。認証技術によって入退室をした日時を記録できるため、入社した時間の把握はもちろんのこと、残業の有無などの細かい勤怠状況を把握することができます。
近年では働き方改革の推進が大きなトレンドとなっていますが、入退室管理システムの活用によって無断の残業や過剰な休憩を防止することが期待できます。
入退室管理システムで用いられている代表的な認証技術として、「暗証番号」「ICカード」「生体認証」の3つをご紹介します。
入退室をするユーザーのみが知っている暗証番号を取り付けたテンキーに入力し、認証を行うのが暗証番号方式です。一般的に最も普及している方式で、シンプルではあるものの導入コストが低く運用も容易です。
一方で、番号さえ知っていれば誰でも入退室ができるようになるため、外部の人間や退職した従業員も侵入ができしてしまうリスクがあります。
社員証と兼用できる認証タイプで、工場やオフィスでもプラカードをぶら下げている従業員が数多く見られます。
近年では、入退室の管理に加えて、パソコンや印刷機の認証にも活用されるケースが浸透しています。パソコンや印刷機は個人情報が紐づかれることの多いデバイスのため、情報漏洩を防止する観点からもICカードの活用は有効です。
生体認証・バイオメトリクス認証は最も精度が高く、重要度の高い施設・部屋の入退室認証に用いられることの多い認証方式です。生体認証は認識させる人の部位や情報によって分類されますが、代表的なものとして「顔認証」「指紋認証」「静脈認証」「声紋認証」「網膜認証」「虹彩認証」「掌形認証」などがあります。
オフィスや工場のセキュリティ対策の強化が求められている近年において、入退室管理システムの活用は有効的な手段です。
ただ、システムには入退室を管理・記録できるだけのシンプルなものもあれば、生体認証が適用された行動なセキュリティシステムを有しているものもあり、その機能や特徴は提供されるシステムによって様々なです。そのため、まずは自社で実現したいセキュリティ強化の内容を一度検討したうえで、それを実現するのに適したシステムを探すことをおすすめします。
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