脱プラ・減プラに貢献するパッケージ|ナフサ調達不安に対して紙パッケージにできること
紙素材を活かした店頭用パッケージ・緩衝材・食品パッケージで、プラスチック使用量の削減に貢献
パッケージや梱包材において、プラスチックを一切使わず紙素材へ切り替える脱プラ、プラスチックを使いつつも可能なかぎり紙素材にする減プラは、環境配慮と原料調達の両面から重要な取り組みとなっています。本記事では、中身が見える紙パッケージ / 脱プラ・減プラにつながる緩衝材 / 分別しやすい食品パッケージという3つの製品群を通じて、クラウン・パッケージのサステナブルパッケージが脱プラ・減プラにどう貢献できるのかを解説します。
脱プラ・減プラが求められる背景|環境要請とナフサ調達不安
パッケージの脱プラ・減プラには、環境面の要請とナフサなど原料調達面のリスクという2つの観点があります。
環境負荷低減への社会的要請
プラスチック資源循環促進法の整備や海洋プラスチックごみ問題への対応を背景に、プラスチック使用量の削減と紙素材への代替が求められています。
ナフサなど原料調達面の構造的なリスク
ポリエチレン・ポリプロピレン等のパッケージ用樹脂は、原油から精製される「ナフサ」をもとに製造される石油化学製品です。日本のナフサ調達は中東依存度が高く、中東情勢の緊迫化を背景に原料の供給・価格が変動しやすい構造リスクを抱えています。
ナフサの供給が滞れば樹脂の生産・価格にも波及し、プラスチックパッケージの安定調達やコストに影響します。こうしたリスクを回避する観点からも、紙素材を中心としたパッケージへの切り替えが求められています。
クラウン・パッケージの紙パッケージによる解決
クラウン・パッケージでは、脱プラ・減プラに応える製品群を展開しています。
中身が見える紙パッケージ
プラスチックを一切使わず、紙素材のみで中身の商品が見えるように設計された店頭用パッケージです。商品形状に応じて、細長い商品向けの「クロスでパック」、窓のカットアウトをアレンジでき組み立てやすい構造の「ペコッとパック」、チューブ型商品などに適し開封しやすいジッパー機能を備えた「ウエキュッとパック」などをラインナップしています。従来のブリスターパックなどのプラスチック製パッケージから切り替えることで、脱プラに貢献します。

脱プラ・減プラにつながる緩衝材
通販商品を梱包する時に使われるプラスチック製の気泡緩衝材などに代わる製品群をラインナップしています。フィルムを一切使わない完全脱プラ仕様の「押すネット」(超極薄段ボールに細かい切り込みを入れた構造)、透明フィルムの面積を最小限に抑える減プラと商品が動かないようホールドする安全性を両立した「ピタネット」、フィルムと紙素材を組み合わせて簡単な作業で生産効率を上げながらフィルム使用量を抑えた「ピタッと台紙」を取り揃え、脱プラ・減プラと梱包作業性の改善に貢献します。

分別しやすい食品パッケージ
パッケージに「剥がせるラミネートフィルム」を施した素材「ペリッとラミ」は、ラミネートフィルム上に食品を直接載せることができ、食品の油やソースで汚れた部分をラミネートフィルムと一緒に「ペリッと」剥がすだけでパッケージからフィルムを簡単に分別できます。パッケージは極薄の段ボール製なのでリサイクルに回すことができ、リサイクル率向上に貢献します。剥がしたフィルムで食品を包んで食べられるため、衛生面の利点も併せ持ちます。

関連製品・サービス
クラウン・パッケージのサステナブルパッケージ
株式会社クラウン・パッケージは、社会課題にさまざまなアプローチで対応する多彩なパッケージソリューションを提供しています。素材開発・印刷技術・形状設計の3つの強みを掛け合わせ、お客様の幅広い課題解決に貢献します。
独自開発のリサイクル・アップサイクル素材や、公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟の活動支援につながる社会貢献型素材、さらに薄さと強度を両立したマイクロフルートなど、高付加価値な素材を活用したパッケージ製作が可能です。また、多様な形状設計により、減プラ・脱プラを支援するパッケージのほか、店頭での作業効率化に貢献するシェルフレディパッケージング(SRP)も実現できます。