遠藤製作所は、CNCマシニングセンターやNC旋盤を用いた金属精密切削加工を手がけています。国内3工場とベトナム2工場の計5拠点体制により、試作から量産まで一貫した対応が可能です。
品質・コスト・納期のバランスのとれた部品調達を実現し、半導体装置、環境分析機器、通信機器、産業用ロボットなど幅広い分野の装置メーカーに精密切削部品を供給しています。
目次
遠藤製作所が選ばれる理由
試作から量産までワンストップ対応
遠藤製作所は「三位一体」の体制で、試作から量産までをワンストップで提供しています。量産は本社工場、多品種・小ロット・試作は第2工場・第3工場、低コスト量産はベトナム工場2拠点がそれぞれ担当します。
この体制により、試作段階から量産への移行を1社で完結できます。加工会社を切り替える手間がなく、品質の一貫性を保ちながらスムーズに量産体制へ移行できることが特長です。

安定した品質と高い納期遵守率
遠藤製作所は、量産品においても安定した品質を維持しています。品質クレームの少なさが顧客からの信頼につながっており、長期にわたる取引関係を築いています。
納期遵守率は99.9%です。安定した生産体制により、必要な部品を必要なタイミングで届けます。
ベトナム工場を活用した低コスト量産
ベトナム・ハノイ市の住友タンロン工業団地に2拠点を構え、コスト優位性を活かした量産に対応しています。ベトナム工場には国内と同等のCNCマシニングセンターを豊富に保有しており、ISO9001に基づく同一の品質保証体制で生産を行っています。
コストを抑えつつ品質を維持したい、海外での生産を検討したいといったご要望に応じて、ベトナム工場での量産という選択肢をご提案できます。
短納期対応と柔軟な見積もり
小ロットの場合はご注文から5営業日で出荷、中ロット・大ロットの場合は実働20営業日で出荷に対応しています。見積もりは最短24時間、最長でも3営業日以内に提出します。
※形状の複雑さや加工難易度により、お客様と協議の上で工程・納期を決定する場合があります。
対応領域
加工方法と対応材質
遠藤製作所は、CNCマシニングセンターによる加工、旋盤加工、平面研磨の3つの加工方法に特化しています。角物(四角い部品)はマシニングセンターで、丸物は旋盤で加工します。切削加工では出せない精度の平面を仕上げる際には、平面研削盤による研磨を行います。
対応材質はステンレスとアルミが中心です。ステンレスはSUS303、SUS304、SUS416、SUS316等に対応し、加工の6〜7割を占めます。アルミはA5052、A5056等で2〜3割を占め、その他に鉄、真鍮、難削材にも対応しています。
得意な加工として、極小ドリル加工、エンドミル加工、V溝研磨があります。アルマイト、塗装、熱処理、メッキなどの表面処理にも対応しています。
| 材質 |
アルミ、ステンレス、鉄、真鍮、難削材 |
|---|---|
| 形状 |
【角もの】 【丸もの】 |
| 得意な加工 |
極小ドリル・エンドミル加工、 |
| 加工実績 |
【平行度・水平度】 【極小穴加工】 |
対応サイズとロット
角物は手のひらサイズから400×400mm程度まで、丸物は最大Φ200mm程度まで対応可能です。ロットは小ロットから中ロット、大ロットまで幅広く受け付けています。
精度の面では、アルミ素材で平面度0.005の実績、SUS316素材での極小穴加工の実績があります。
| 大きさ |
【角もの】 【丸もの】 |
|---|---|
| ロット | 【ロット区分】 小ロット:1、5、10個など 中ロット:50、100、200個など 大ロット:1,000、5,000、10,000個以上 |
用途例
半導体関連部品

半導体装置に使用される精密切削部品の加工実績があります。A5052素材でピッチ0.02の加工や、SUS316素材で穴径Φ0.8の加工(裏面に6ヶ所あり、穴ピッチ公差±0.02)など、高い精度が求められる部品に対応しています。
産業用インクジェットヘッド

SUS303、SUS304、SUS416等の材質を用いた精密部品の量産加工を手がけています。産業用インクジェットヘッド向け部品は遠藤製作所の主力品目であり、豊富な量産実績があります。
試験機・環境分析機器部品

試験機向けでは、A5052素材で平面度0.005の加工実績や、A6061素材で平面度0.005の加工実績があります。高い平面精度が求められる部品にも対応しています。

環境分析(環境測定)機器向けでは、SUS316素材で平行度・直角度0.01の加工実績があります。複雑な形状の部品については、5軸加工機を使用して対応しています。
その他の用途
遠藤製作所は、上記以外にも幅広い用途の精密切削部品を加工しています。
| リニアガイドハウジング |
|
|---|---|
| 通信機器関連部品 |
|
| 産業用ロボット関連部品 |
|
| 業務用ミシンレール関連部品 |
|
| 医療機器関連部品 | ー |


品質保証体制
ISO9001に基づく品質管理体制
遠藤製作所は、ISO9001に則った品質基準に基づき管理を行います。
検査設備として、3次元測定機、画像測定機、表面粗さ測定機などを保有し、加工品の品質を確実に検証できる体制を整えています。
3つの生産・保証スキーム
遠藤製作所では、生産拠点と品質保証の組み合わせに応じた3つのスキームを用意しています。お客様の要件に応じて、適切なスキームを選択できます。
|
スキーム1 |
山形工場で生産し、山形で品質保証を行い納品します |
|---|---|
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スキーム2 |
ベトナム工場で生産し、山形で品質保証を行い出荷します |
|
スキーム3 |
ベトナム工場で生産しベトナムから直接納品します。品質保証は山形が担当します |
いずれのスキームでも、ISO9001に基づく同一の品質保証体制で管理しています。ベトナム工場で生産する場合でも、品質保証は国内拠点が責任を持つため、安心してご依頼いただけます。

導入の流れ
Step 01|お問い合わせ・図面送付
加工したい部品の図面や仕様をお送りください。材質、形状、数量、希望納期などの条件を確認し、対応可否を判断します。
Step 02|見積もり・工程検討
見積もりは最短24時間、最長でも3営業日以内に提出します。形状の複雑さや加工難易度に応じて、加工方法の検証や工程検討を実施します。必要に応じてお客様と協議の上、工程と納期を決定します。
Step 03|試作・量産立ち上げ
試作品の確認後、量産への移行が可能です。国内生産とベトナム生産は、ご要望、数量、コストに応じて選択できます。小ロットは5営業日出荷、中ロット・大ロットは実働20営業日出荷に対応しています。
遠藤製作所について
事業内容
遠藤製作所は、山形県山形市に本社を置く精密機械部品の機械加工企業です。1961年の設立以来、金属精密切削加工を事業の柱とし、試作・開発から量産まで総合的な技術コーディネートを実践してきました。
対応する業界は、プリンター業界、半導体業界、環境分析業界、通信・AI業界、ロボット・装置業界、医療業界など多岐にわたります。各業界の産業装置・機械に組み込まれる金属精密切削部品を幅広く供給しています。
「三位一体」をコーポレートスローガンに掲げ、量産・多品種・低コスト対応のワンストップサービスを展開しています。国内工場とベトナム工場の役割を明確に分け、お客様のニーズに応じた柔軟な生産体制を構築しています。
拠点情報
遠藤製作所は、国内3拠点・海外2拠点の計5拠点で事業を展開しています。
国内拠点はいずれも山形市の立谷川工業団地内にあります。本社工場は量産に特化した拠点です。第2工場・第3工場は、多品種・小ロット品や試作品の対応を担います。3工場が同一の工業団地内に集約されているため、工場間の連携がスムーズに行えます。
海外拠点は、ベトナム・ハノイ市の住友タンロン工業団地内に第1工場・第2工場を構えています。ベトナム工場は量産に特化しており、国内と同等のCNCマシニングセンターを豊富に保有しています。2012年の設立以降、量産拠点としての実績を積み重ねています。

会社概要

| 企業名 | 株式会社 遠藤製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 〒990-2251 山形県山形市立谷川二丁目485番地10 |
| 設立年月 | 1961年5月 |
| URL | https://www.endo-m.com/ |