株式会社プラックスの超小型工業用内視鏡は、先端にCMOSセンサーを搭載した1mm角クラスの工業用内視鏡です。LED照明付きモデルでも最小1.05mm×0.75mmという極小サイズのヘッドを実現し、M2ネジ穴など既存の内視鏡ではアクセスが難しかった小径穴の内部検査を可能にします。
USB接続でWindows PCに繋ぐだけで映像を取得でき、専用ソフトウェアも不要。手軽に導入できる工業用内視鏡として、加工品の品質検査や不良解析、装置への組込み用途まで幅広くご活用いただけます。
目次
超小型工業用内視鏡が選ばれる理由
先端CMOSセンサーで高画質を実現
当社の超小型工業用内視鏡は、先端にCMOSセンサーを搭載しています。16万画素(400×400)の鮮明な画像を取得でき、狭所や細部の状態を明確に確認できます。
一般的な工業用内視鏡には「軟性鏡」と「硬性鏡」があります。これらは先端に対物レンズを配置し、光ファイバーやリレーレンズを通して像を伝送する構造のため、画像がファイバーを束ねたような見え方になり、鮮明さに限界があります。一方、当社製品はCMOSセンサーで直接撮像するため、クリアで高精細な画像が得られます。
画角は90°から120°と広く、ネジ穴の底面だけでなく側面までしっかり確認できるのも特長です。

1mm角クラスの超小型ヘッド
ヘッド部のサイズは、照明付きモデルで最小1.05mm×0.75mm、照明なしモデルで1.05mm角と、1mm角クラスの極小サイズを実現しています。
この超小型ヘッドにより、φ1.3mm以上の穴への挿入が可能です。既存の内視鏡ではアクセスできなかった小径穴の内部を、直接目視で確認できるようになります。

柔軟なケーブルで狭所へアクセス
ケーブル長は2mあり、手の届かない奥まった場所へもアクセスできます。
ケーブルは電線で構成されているため非常に柔軟で、ぐるぐる巻きにできるほどです。硬性鏡は構造上曲げることができず、軟性鏡もガラス製の光ファイバーを使用しているため扱いに注意が必要ですが、当社製品は取り回しやすく、曲がりくねった経路や複雑な形状の内部へも柔軟に対応できます。

USB接続ですぐに使える
USB接続でWindows PCに繋ぐだけで、すぐに映像を取得できます。UVC1.1(USB Video Class)に準拠しているため、専用ソフトウェアのインストールは不要です。
手軽に導入できるため、「まず試してみたい」というお客様にも気軽にご利用いただけます。PCさえあればすぐに検査を始められる手軽さが、多くのお客様に選ばれている理由のひとつです。
製品ラインアップ
照明付きモデル(4種類)
LED照明を搭載した照明付きモデルは、検査対象に合わせて4種類のヘッドサイズからお選びいただけます。照明が内蔵されているため、暗所での検査にも対応できます。
| PxCam_EU2R02C-M3 | PxCam_EU2R02C-S120 | PxCam_EU2R02C-A90 | PxCam_EU2R02C-A120 | |
|---|---|---|---|---|
| ヘッドサイズ | 1.05mm×0.75mm | 1.25mm角 | 1.8mm角 | 1.8mm角 |
| 対応穴径 | φ1.3mm以上 | φ1.8mm以上 | φ2.5mm以上 | φ2.5mm以上 |
| LED | 1辺 | 4辺 | 4辺 | 4辺 |
| 画角 | 120° | 120° | 90° | 120° |
すべてのモデルで16万画素(400×400)、ケーブル長2m、USB接続(UVC1.1準拠)という基本仕様は共通です。
照明なしモデル
照明なしモデルは、ヘッドサイズ1.05mm角と最小サイズを実現しています。φ1.5mm以上の穴に対応し、外部照明がある環境や、より小さな穴への挿入が必要な用途に適しています。
用途例
加工品・ネジ穴の内部検査
加工品の穴の中やネジ穴の内部を検査する用途で、多くのお客様にご活用いただいています。
M2からM5クラスの小径穴であっても、内部の加工状態や異物の有無を目視で確認できます。広い画角により、穴の底面だけでなく側面の状態までしっかり確認できるため、品質検査の精度向上に貢献します。

不良解析・モニタリング
製品の不良原因を調べるために、狭所の内部状態を確認する用途にも適しています。従来は分解しなければ確認できなかった箇所も、内視鏡を挿入することで非破壊で観察できます。
また、装置内部や狭所のリアルタイム監視にもご活用いただけます。USB接続でPCに映像を出力できるため、モニタリングシステムへの組込みも容易です。

装置への組込み
超小型ヘッドと柔軟なケーブルにより、検査装置や製造装置への組込み用カメラとしてもご活用いただけます。従来は設置できなかった狭いスペースにも、当社の超小型工業用内視鏡なら組込みが可能です。
当社では、お客様の装置仕様に合わせたカスタマイズにも対応しています。ケーブル長の変更や特殊な取付方法など、ご要望に応じた仕様調整についてはお気軽にご相談ください。

株式会社プラックスについて
事業内容
株式会社プラックスは、電子機器の開発から量産までを一貫して手がける企業です。1964年の設立以来、電子機器メーカーの開発部門を支援してきました。現在では、開発・設計・部品調達・製造・実装・組立に至るまで全工程に対応し、短納期・高品質・低コストの実現を通じてお客様の多様なニーズに応えています。
ワンストップソリューションとして、試作開発から量産まで一貫したサポート体制を整え、東京都内に開発・製造拠点を集約。各工程の連携をスムーズにし、スピーディかつ的確なものづくりを実現します。
スマートファクトリーの取り組みとして、IT技術と自社開発の生産管理システムを活用し、生産ラインの効率化を実現しています。データを駆使した最適化により、納期短縮とコスト削減を追求します。
生産技術力においては、ハードウェア開発・ソフトウェア開発・切削加工・高密度実装などのコア技術を結集し、製造現場に密着した視点でプラックス独自の製造設備を自社開発。現場発の技術力で高精度・高効率なものづくりを支えます。
カメラ開発の技術も保有しており、自社製品として小型分離ヘッドGSカメラや超小型工業用内視鏡も展開しています。
会社概要

| 企業名 | 株式会社プラックス |
|---|---|
| 所在地 | 〒183-0045 東京都府中市美好町1-11-5 |
| 設立年月 | 1964年6月 |
| URL | https://www.pulax.co.jp/ |