株式会社令和マテリアルは、フッ素溶剤メーカーHOSCIEN TECH(TIANJIN)CO.,LTD.のグループ会社として、HFE(ハイドロフルオロエーテル)、PFC(パーフルオロカーボン)、PFPE(パーフルオロポリエーテル)などのフッ素系溶媒を提供しています。半導体装置の冷媒、フッ素樹脂の希釈溶媒、精密洗浄など幅広い用途に対応し、グループ会社としての強みを活かした安定供給と迅速な技術サポートを実現しています。
フッ素系溶媒の安定調達先をお探しの方、BCP(事業継続計画)の観点から複数購買先を検討されている方に、当社の製品ラインアップと技術対応力でお応えします。
目次
令和マテリアルのフッ素系溶媒が選ばれる理由
製造メーカー直結の安定供給
株式会社令和マテリアルは、親会社であるHOSCIEN TECH(TIANJIN)CO.,LTD.が製造するフッ素溶媒を直接供給しています。グループ会社であるため、商社を介さない迅速な意思決定と価格対応が可能です。
中国・天津に製造拠点を持ち、原材料の調達から製造、日本への輸入、国内での在庫保管まで一貫した供給体制を構築しています。お客様のニーズに応じた柔軟な対応を実現しています。

HOSCIEN TECH(TIANJIN)CO.,LTD.
(中国 天津)
最大年間生産能力:2,500トン
敷地面積:8,000㎡
大手半導体装置メーカーでの採用実績
当社のフッ素系溶媒は、大手半導体装置メーカーにおいて推奨認定を取得しています。エッチング装置のチラー冷媒として1年間の稼働試験を実施し、問題なくクリアした実績があります。
納入先は半導体製造メーカー、半導体装置メーカー、自動車関連部品製造メーカー、フッ素化学品メーカー、コーティング剤製造メーカー、洗浄剤メーカー、バイオセンサー製造メーカー、ESC製造メーカー、スクリーンマスク製造メーカーなど多岐にわたります。
不燃・低毒で安心して使える
当社が取り扱うフッ素系溶媒は、高い安全性を備えています。不燃性で引火の心配がないため、製造現場での安全な取り扱いが可能です。特にHFE製品は、地球温暖化係数(GWP)が低い製品もラインアップしており、環境負荷の低減にも貢献します。

- オゾン破壊係数(ODP):ゼロ
- 引火点:なし(消防法非該当)
- PRTR法:非該当
- 労働安全衛生法:非該当
日本国内での在庫保有と技術サポート
当社は愛知県の本社事務所および神奈川県の協力倉庫に在庫を保有しています。国内在庫を活用することで、お客様への迅速な納品が可能です。
また、日本国内で技術フォロー・営業フォローを実施しており、お客様のニーズに合わせた製品提案や技術的なご相談にも対応しています。フッ素系溶媒の選定から使用方法のアドバイスまで、専門スタッフがサポートします。

製品ラインアップ
HFE(ハイドロフルオロエーテル)
HFEは当社の主力製品です。材料適合性に優れ、プラスチックや金属材料を侵しにくい特性を持ちます。冷媒、溶媒、洗浄剤として幅広い用途に使用されています。
沸点別に複数のグレードをラインアップしており、用途に応じた選定が可能です。GWP(地球温暖化係数)が低い製品もあり、環境負荷の低減にも寄与します。
| ES-7100 | 沸点:61℃ GWP:100未満 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体、洗浄剤 |
|---|---|
| ES-7200 | 沸点:76℃ GWP:59 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体、洗浄剤 |
| ES-7300 | 沸点:98℃ GWP:200 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体、洗浄剤 |
PFC(パーフルオロカーボン)
PFCは化学的・熱的安定性に優れたフッ素系溶媒です。電気絶縁性が高く、不活性であるため、精密機器や電子部品の試験用媒体として適しています。
高純度タイプ(純度99.5%以上)もラインアップしており、より厳密な品質管理が求められる用途にも対応します。半導体装置の冷媒や信頼性試験媒体として使用されています。
| HT-3283 | 沸点:128℃ 純度:97%以上 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体 |
|---|---|
| HT-4043 | 沸点:165℃ 純度:95%以上 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体 |
| HT-4343H | 沸点:174℃ 純度:99.5%以上(高純度タイプ) 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体 |
PFPE(パーフルオロポリエーテル)
PFPEは広い温度範囲で使用可能な熱媒体です。沸点110℃から230℃まで複数グレードを用意しており、高温環境での冷却用途に適しています。
粘度指数に優れ、低温でのトルク値も良好です。蒸発損失が少なく、熱安定性に優れているため、長期間安定して使用できます。
| PHT-110 | 沸点:110℃ 用途:希釈溶媒、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体 |
|---|---|
| PHT-170 | 沸点:170℃ 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体 |
| PHT-230 | 沸点:230℃ 用途:希釈溶媒、熱媒体、耐電圧試験媒体、気密性試験媒体 |
MIX(フッ素系混合溶媒)
MIXは、HFEと他の溶剤を混合することで洗浄力を高めた製品です。HCFC系溶剤や臭素系溶剤の代替として使用できます。
金属部品の脱脂洗浄、樹脂洗浄、フラックス洗浄など、より強い洗浄力が求められる用途に適しています。用途に応じて複数の配合タイプをご用意しています。
| ES-71DA | KB値:33 沸点:40℃ 用途:金属プレス部品・切削部品の脱脂洗浄 |
|---|---|
| ES-72DE | KB値:52 沸点:44℃ 用途:樹脂洗浄(フラックス、接着剤等) |
| ES-73DE | KB値:83 沸点:48℃ 用途:半導体部品の精密洗浄・乾燥 |
用途例
半導体装置の冷媒
エッチング装置などのチラー冷媒として使用されます。フッ素系溶媒は熱伝達性に優れ、効率的な温度制御が可能です。
HFE、PFC、PFPEはそれぞれ沸点や熱特性が異なるため、装置の仕様や使用温度に応じて最適な製品を選定できます。電気絶縁性にも優れており、電子機器の冷却に適しています。
フッ素樹脂・オイルの希釈溶媒
フッ素オイル、フッ素系潤滑剤、フッ素樹脂の希釈に使用されます。シリコン樹脂の希釈溶媒としても適用可能です。
コーティング剤の溶媒として使用することで、塗布後に溶媒が揮発し、フッ素樹脂による機能膜を形成します。防汚コーティングや撥水撥油コーティングなどの機能付与に活用されています。
信頼性試験用媒体
耐電圧試験やサーマルショック試験の媒体として使用されます。電気絶縁性に優れ、試験対象に影響を与えにくいのが特長です。
フッ素系溶媒は化学的に不活性であるため、試験対象物を侵すことなく、正確な試験結果を得ることができます。気密性試験にも対応しています。
精密洗浄
光学レンズや電子部品のパーティクル洗浄(埃取り)に使用されます。フッ素系溶媒は他の材料を侵しにくいため、精密部品の仕上げ洗浄に適しています。
水系洗浄後の水切り乾燥にも活用されます。水系洗浄後に残った水分がシミ(ウォーターマーク)になることを防ぐため、フッ素系溶媒で水を置換し、乾燥させます。常温で乾燥するため、乾燥工程でのエネルギー消費を抑えられます。
株式会社令和マテリアルについて
事業内容
株式会社令和マテリアルは、フッ素化学製品の輸出入・販売を主軸とする化成品事業を展開しています。親会社であるHOSCIEN TECH(TIANJIN)CO.,LTD.のグループ会社として、安定供給と技術サポートを両立しています。
化成品事業
化成品事業では、フッ素溶媒(HFE・PFC・PFPE)のほか、防汚コーティング剤(nano)、コンフォーマルコーティング剤(REF)、遮光コーティング剤(RLS)なども取り扱っています。お客様のニーズに合わせた製品提案を行い、フッ素化学品に関する技術的なご相談にも対応しています。

エレクトロニクス事業
エレクトロニクス事業として、半導体パッケージ関連の製造設備・検査装置・機能性材料も提供しています。電子機器・半導体製造部品・バイオセンサーに関わる製造設備から検査設備、洗浄装置、関連する機能材料まで、トータルソリューションでお客様の課題解決に取り組んでいます。

会社概要

| 所在地 | 〒485-0011 愛知県小牧市大字岩崎字藤塚371-2 GIMUCO B号 |
|---|---|
| 設立年月 | 2022年9月 |
| URL | https://reiwa-material.co.jp |