パシフィック湘南の工場呼び出しベルは、飲食店で広く使われている無線呼び出しベルの技術を工場・物流現場向けに展開した無線アンドンシステムです。配線工事が不要な無線式のため、有線アンドンに比べて導入・移設の負担を軽減できます。
ボタンひとつで職制やフォークリフト担当者を呼び出せるほか、設備エラーの自動通知やログデータの収集にも対応し、現場の呼び出し業務を効率化します。
目次
工場呼び出しベルが選ばれる理由
無線式で工事不要
工場で一般的に使用されている有線アンドンは、導入時に大規模な電気工事が必要です。生産体制の変更やレイアウト変更のたびに配線工事やパネル変更の費用が発生し、現場の負担となるケースが少なくありません。
パシフィック湘南の工場呼び出しベルは、無線式のため配線工事が不要です。送信機を作業台や設備の近くに設置し、受信機を担当者が携帯するだけで運用を開始できます。レイアウト変更時にも機器の移設だけで対応でき、有線アンドンに比べて導入コストを抑えられます。

電波干渉に強い特定小電力無線
工場内にはWi-Fiをはじめ、さまざまな無線機器が稼働しています。一般的な無線システムでは、これらの電波と干渉して通信が不安定になることがあります。
当社の工場呼び出しベルは、特定小電力無線(426/429MHz帯)を採用しており、電波干渉が起きにくく安定した通信が可能です。さらに、チャンネルの変更にも対応しており、同じ帯域の無線機器が近くにある場合でも干渉を回避できます。
現場訪問で電波テスト・設置提案
工場では大型設備の裏側や壁越しなど、電波が届きにくい場所があります。カタログのスペックだけでは実際の通信状況を判断しにくいため、導入後に「使えなかった」というリスクが生じることもあります。
当社では、営業担当がデモ機を持参してお客様の現場を訪問し、実機を使った電波テストを実施しています。大型設備の配置や壁の材質などを考慮したうえで、中継機の要否やチャンネル設定を含めた設置提案を行います。現場環境に合わせた導入支援により、お客様は安心してシステムを運用開始できます。
色分け・受信制限で柔軟な運用
アンドン送信機は赤・緑・黄の3色で番号を送信できます。色ごとに用件を割り当てることで、「赤は作業ヘルプ」「緑は部品供給」「黄は水すまし」といった使い分けが可能です。
受信側では、受け取る色や番号を担当者ごとに制限できます。たとえば、部品供給担当は緑の通知だけ、リーダーは全色の通知を受け取るといった設定ができるため、担当者は自分に関係のある情報だけを受信し、業務に集中できます。英数字4桁の表示で作業場所の名称や設備番号をそのまま使用でき、既存の無線アンドンシステムとの併用にも対応しています。

導入実績1,000件以上
当社の工場呼び出しベルは、工場への導入実績が1,000件以上あります。自動車部品、電子部品、食品、物流など幅広い業種のお客様に採用いただいています。
1台からの小規模な導入にも対応しており、効果を実感いただいた後に他部署や他工場へ横展開されるケースも多くあります。まず小さく始めて、現場の課題に合わせて段階的に拡大できることも、工場呼び出しベルの特長です。
製品ラインアップ
送信機
工場呼び出しベルの送信機は、現場の用途に応じて複数のタイプを用意しています。ボタン操作で手軽に呼び出せるタイプから、設備に接続して自動で信号を送信するタイプまで、お客様の運用に合わせて選択できます。
| アンドン送信機 (ATR-001) |
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|---|---|---|
| スリム型送信機 (STR-S) |
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受信機
呼び出しを受け取る受信機も、設置場所や用途に応じた複数のタイプを用意しています。移動しながら確認できる携帯型から、固定設置で外部機器と連動するタイプまで対応しています。
| 液晶携帯送受信機 (ARE-001) |
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|---|---|---|
| 受信表示機 (SRE-KY/RY) |
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| a接点出力受信機 (SRE-A) |
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| FA-10送受信機 (SRC-S-K) |
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オプション・ソフトウェア
通信エリアの拡大やデータ活用に対応するオプション製品を用意しています。
| 中継機 (ARF-001) |
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|---|---|
| ログデータ生成ソフト (SLOG-CSV) |
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| 受信機用回転灯/ブザー |
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用途例
職制・リーダーの呼び出し
製造ラインで部品切れや作業遅れ、不良品の発生といったトラブルが起きた際、作業者がボタンを押すだけで離れた場所にいる職制やリーダーに通知できます。用件を色分けして送信できるため、受信側は何が起きているかを把握したうえで駆けつけることができます。

液晶携帯送受信機を使用すれば、職制やリーダーが移動中でも呼び出しを受信できます。従来のように大声で呼んだり、探しに行ったりする必要がなくなり、作業者は自分の業務に集中できます。
聴覚障害のある方にとっても、視覚的に確認できる呼び出し手段として活用されている事例もあります。
フォークリフトの呼び出し
部品供給や完成品の回収、空箱の回収など、フォークリフト担当者への依頼が必要な場面で活用できます。作業台に設置した送信機からボタンを押すだけで、フォークリフト担当者に通知が届きます。

FA-10送受信機をフォークリフトに設置すれば、運転席から降りずに呼び出し番号の確認と消去が可能です。
呼ばれた場所に直行できるため、無駄な巡回がなくなり、対応のスピードが向上します。
設備エラーの自動通知
外部接点仕様の送信機を製造装置に接続することで、設備にエラーが発生した際に自動で番号を送信できます。従業員が設備に張り付いて監視する必要がなくなり、他の業務に集中できるようになります。

複数の設備からの通知を1台の受信機で確認できるため、少人数で広い範囲の設備をカバーする運用にも対応できます。
ログデータの収集・分析
受信表示機LAN仕様とログデータ生成ソフト(SLOG-CSV)を組み合わせることで、呼び出しデータをCSV形式で収集できます。「どこで」「いつ」「何回」呼ばれたかを可視化し、問題が多く発生している場所の特定や人員配置の見直しに活用できます。

番号が表示されてから消去されるまでの時間を記録することで、対応速度の分析も可能です。
呼び出しデータを改善施策の根拠として活用することで、継続的な現場改善につなげられます。
導入の流れ
Step 01|お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。現場の課題や使用イメージをヒアリングし、お客様の状況に応じた機器構成をご提案します。
Step 02|現場訪問・電波テスト
営業担当がデモ機を持参してお客様の現場を訪問します。実機を使った電波テストで通信状況を確認し、設置位置やチャンネル設定を含めた具体的な導入プランをご提案します。
Step 03|無償トライアル
ご要望に応じて、テスト機を無償でお貸し出しします。実際の現場で使用感を確認いただけます。トライアルなしでそのまま導入されるケースもあります。
Step 04|導入・運用開始
ご要望の台数・構成に応じて導入いただきます。1台からの小規模導入にも対応しています。導入後に効果を実感いただき、他部署や他工場へ横展開されるお客様も多くいらっしゃいます。
パシフィック湘南について
事業内容
株式会社パシフィック湘南は、1982年創業の呼び出しベルメーカーです。飲食店向け呼び出しベル「ソネット君」を主力製品として、国内の飲食業界で広く採用されてきました。
その無線通信技術と長年の実績を活かし、工場・物流、医療・福祉など幅広い分野に事業を展開しています。工場向けには、有線アンドンの代替となる無線アンドンシステムとして、製造現場の呼び出し業務の効率化を支援しています。
本社(神奈川県茅ヶ崎市)のほか、北海道・東日本・中部・関西・九州に支店を展開し、全国のお客様への対応が可能な体制を整えています。
会社概要

| 企業名 | 株式会社パシフィック湘南 |
|---|---|
| 所在地 | 〒253-0042 神奈川県茅ケ崎市本村5-10-10 |
| 設立年月 | 1982年10月 |
| URL | https://www.sonnettekun.com/ |





