コンセプト
cycleonが目指す理想像は「管理者の負担を抑えながら、現場の力を最大限に発揮する」ことです。この理想を現実のものにするために必要な考えは「システムによって現場を管理する」のではなく、「システムによって現場を活かす」ということ。私たちはこれをcycleonにおける「グループ日程管理」に反映しています。
機能の特長
日程計画の作成を自動で作成。
「自動日程調整」機能が、入力した受注情報や部品、工程情報、作成時点における実績情報などをもとにしてワンタッチで新たな日程計画を作成します。
自動的に作成された日程計画の結果は、「製品別日程」や「負荷グラフ」として簡単に確認する事ができます。
納期を守る日程計画をすぐに確認。
「製品別日程」機能により、「どの受注」が「納期から何日間遅れるか」をひと目で見ることができるため、納期遅れの発生をすぐに把握する事ができます。
納期遅れが見込まれる場合には、cycleonによって自動的に作成された納期を最優先としたスケジュールを確認しながら、内容や工程の見直しを行うことで、納期を守るためのスケジュールを作成することができます。
現場の進捗をリアルタイムで把握。
「進捗確認」機能により、受注の進捗状況をリアルタイムで知る事ができます。また「誰が」「どの機会で」作業を行なったかを把握することもできるため、完了した作業内容の問合せにも用いることができます。
現場の負荷状況を視覚的に把握。
「負荷グラフ」機能を使えば、「いつ」「どの工程」で現場の能力以上の作業が必要になるかをひと目で確認でき、負荷状況を簡単に把握することができます。
負荷グラフは日次・週次・月次単位の修正を行うことができるため、「人員配置や工程の見直し」を検討したり、「いつ頃に新しい受注を投入できるか」を予測するなど、様々な見通しに用いることが可能です。
あらゆるデータを製造や経営に活かす。
「データ出力」機能により、受注情報・部品情報・工程情報・予定情報・実績情報などcycleonに保存されたありとあらゆるデータを自由に出力できます。
これらのデータを活用することにより、日々の実績集計はもちろん、機械事の稼働率の計算や、製品事の製造原価の算出など、お客様の今後の製造や経営に役立つ情報を得ることができます。
導入までの流れ
STEP1 |
現状運用インタビュー
現状の運用方法や管理内容についてヒアリングします。現状の問題点、改善したいポイント、システム導入で実現したいことなどを把握します。 |
STEP2 |
導入システムの提案
ヒアリング内容を基に、最適なシステム構成やカスタマイズなどを提案します。システムがどのように業務を改善するか説明します。また、お客様にcycleonの特徴が合っていない場合は、この段階で説明します。 |
STEP3 |
システムお見積もり
提案内容にご納得いただいた場合は、導入・立ち上げに関する費用を算出し、見積もりを提出いたします。 |
STEP4 |
導入日程打ち合わせ
システム導入スケジュールと立ち上げの日程を決定します。3ヶ月〜6ヶ月の仮運用開始を目指して準備を進めます。 |
STEP5 |
初期導入
サーバーや現場端末にシステムソフトウェアをセットアップし、各種デバイスを取り付けて設定します。ここまでの初期導入完了をもって検収となります。 |
STEP6 |
操作説明・データ移行
システムの操作方法とデータ入力方法を、段階的に説明します。1ヶ月1回程度、1回につき2~3機能ずつの説明を行い、徐々にシステムを立ち上げます。 |
STEP7 |
仮運用
システムの運用に必要なデータがある程度入力され、一通りの操作説明が完了したタイミングから仮運用を開始します。数ヶ月間の仮運用で概ねシステムの立ち上げのデータが揃い、実践的なスケジュールの調整を行うことが可能になります。 |
STEP8 |
実運用
工程管理業務を完全にcycleonに統一し、実運用を開始します。 |