無線通信技術のプロフェッショナル集団「アローセブン」とは
「ネットワークマスター」で広範囲の多数箇所に設置した子機のデータを短時間内に収集可能

『ネットワークマスター』は、「ETHERNET」「RS-232C」のいずれかに接続可能な親無線機です。 無線による情報収集ネットワークシステムとしてお使いいただけます。 特に大規模なシステムでは、同じネットワークマスターを中継機としてLAN接続することで、広範囲の多数箇所に設置した子機のデータを短時間内に収集できます。

PC
複数の設備箇所から自在な形態で信号収集できます。
データ収集PCドライバでアナログ・デジタル混在の信号集が可能です。
システム概略
- 32台の無線ユニットからの情報を自在に収集可能です。
- ユニット種類や中継ルートも、設定ファイルに記載するだけ。
- 中継段数は最大5段で、設置した信号ユニットを中継に指定できます。
- ユニットの種類は現状4種類
- 1UMIO-88 デジタル 入力8点、出力8点
- 2UMAI-411 アナログ入力4点 、デジタル入力1点、出力1点
- 3UMAO-411 アナログ出力4点 、デジタル入力1点、出力1
- 4UMDI-41 デジタル 入力4点 、出力1点
- 5UMDO-41 デジタル出力1点 、 リレー出力 1点
- 予約 7UMAI-211 アナログ入力2点 、デジタル入力1点、出力1点(開発予定)
- 自動で集めて、収集結果を時刻情報付きデータファイルを生成します。
- ユーザーソフトは所定フォルダをチェックし、ファイルが生成されたいたら読み込んで、その後削除します。
- データ収集間隔は設定により、子機16台(中継無し)時最短1秒間隔です。(但し、端末台数によっては時間内に収集できない場合があり、その場合最短時間での繰り返しとなります。)
- 各端末ユニットのDI端子はパルスカウント機能を割り当てることができます。
PLC
複数の設備箇所かアナログ・デジタル混在の自在な形態で収集できます。
ネットワークマスターが収集したデータを事前に計画したメモリ配置で、PLCに書き込みます。
システム概略
- 最大32台の無線ユニットからの情報を自在に収集可能です。
- システム構成設定はユニット種類や中継ルートを所定のPLCメモリに書き込むだけです。
- システム構成設定エリア、データ書き込みエリア、データ読み出しエリアの設定は購入時に事前設定、又は、PCに接続して設定します。
- 自動で集めて、収集結果を指定のPLCメモリに書き込み、フラグを立てます。
- 機器台数、各機器の種類、中継ルートはシステム設定エリアに設定しておくことで、NM(ネットワークマスター)が自動認識します。
- 中継ルートはMAX5段まで設定できます。
- DI信号は、入力状態収集のほか、カウンタ機能を持たせ、その情報を収集できます。
- 出力は所定のメモリエリアに出力情報を書き込むだけで実現できます。
- IOユニットの種類
無線通信技術のプロフェッショナル集団「アローセブン」 事例・用途例
振動・温度予兆監視システム | モーター軸受等の異常予兆を検知します。 検知データの収集は弊社独自の無線中継ネットワークシステムを使用し、広範囲の測定やデータ伝達が可能です。  |
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工場・設備の情報収集・監視・制御 | 工場敷地内の設備異常信号を収集します。 ボイラー・コンプレッサー・排気装置等工場敷地内の設備からのデジタル信号、アナログ信号を収集します。  |
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フォークリフト無線呼出しシステム | 呼出側でボタンを押すだけでフォークリフト側の端末画面に搬送してほしいものと、搬送先が表示されます。フォークリフト側も分かりやすい表示により、安定した搬送が可能です。また、工夫された端末のLEDモニターにより、安心して作業ができます。  |
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AGV(移動台車)の通信制御 | AGVメーカに基本搭載対応し、AGVの位置・状態情報送信や行き先指示の仲介を簡単・確実にできます。 また、個別システムに対応し、各種条件に合わせてシステム構築可能です。  |
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5警報信号の無線伝送 | 既成の監視盤に無線で収集した信号を接続可能  |
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よくあるご質問
- 構内の効率的なコミュニケーションはどのように実現するのでしょうか?
- 構内ポケベルシステム Poke Call 1をご活用ください。
Poke Call 1を活用することで、無線中継のネットワークで広範囲エリアで複数の現場から複数の担当者を呼び出すことができます。
呼出し側は最大100台、PCall-1側は最大20台まで接続でき、呼出しメッセージは監視PCにて編集可能です。
- ノイズについて注意する点はありますか?
- ほとんどノイズの影響を受けることはありません。
一般的に製造機器などが発するノイズのインバーターや電機溶接などは電波的には 1GHzまでの周波数であるといわれており、実際に1GHz近辺のノイズの影響はほぼありません。
弊社製無線ユニットは2.4GHz帯及び920MHz帯の通信周波数帯を使用しているため、ほとんどの場合影響を受けることはありません。
- 通信ルートの設計はどのようにできるのでしょうか?
- 最適な通信ルートの設計を弊社がサポートします。
御社に合うような最適な通信ルートを設計することが可能です。
一般的な通信だと、どこで何のエラーが発生しているかが特定しずらかったりします。
通信ルートを設計することにより、通信品質がどうかというのを常にチェックし情報を表示したり、警報を出したりできるのでお客さまが異常を発見した際には一早い発見が可能です。
通信ルートの設定変更はお客様にもできるように設計されています。
- アナログな信号に対しても活用できるのでしょうか?
- アナログ信号でも活用でき "デジタル化が難しい設備" でも活用できます。
センサを設備に直接接続することによって不具合が発生する場合があります。
弊社ではアナログ信号も検知することが可能なので、デジタル化が難しい設備にもご活用いただけます。
- 使用したい現場で無線が届くか不安です
- 無線環境チェッカーおよび無線通信テスト機を無料で貸し出しています。
無線導入準備にあたり、無線環境チェッカー RFscopeを貸し出しています。
RFscopeによって無線環境を把握することができます。
また通信テスト用の機器の貸し出しも行っています。
通信距離が長くて心配な時や、見通しができず通信できるかご不安な時はご導入前に通信テストでご確認いただけます。
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