このような方におすすめ
■ 電子部品で使用するガラスの精密加工でお困りの方
- ガラス基板に、微細な穴あけと堀込み加工を施したい
- 薄さ / 強度 を両立したガラス加工の方法を探している
- 機械加工で発生するガラスのミクロなひび割れに悩んでいる
■最先端のガラス精密加工について知りたい方
エッチングによる加工と機械加工の特徴
弊社では、エッチングによる加工と機械加工のどちらも対応可能です。お客様のご要望をお伺いし、最適な加工方法をご提案いたします。
エッチングによる加工 | 機械加工の特徴 | |
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メリット | ミクロなひび割れの発生が抑えられるため、高い強度を保ったまま薄型化が可能 | 加工前のガラスの表面粗さ(Ra)を改善でき、仕上がったガラスに精度が求められるケースに向いている |
デメリット | 加工前のガラスの表面粗さ(Ra)をさらに改善することは難しい | ミクロなひび割れが発生し、ガラスの強度が下がる |
エッチングを用いた加工の例
ウェットエッチング | ガラスを溶解して加工する為、ガラスに傷が入らず、ガラスの強度低下を生じません。
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機械加工 | 垂直な掘り込みや、円筒形の貫通穴など、ウェットエッチングだけでは難しい加工に適しています。 機械加工後の小さい傷を取る為に、ウェットエッチングで加工部を溶解すると、加工面が滑らかになり、ガラス強度を保つことに効果的です。 |
レーザー加工 | 機械加工では不可能な「超精密加工」に適しています。
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ガラス微細穴開け加工・貫通孔加工(TGV加工)
ガラス基板に微小な貫通孔をあけることができます。貫通孔直径は基板厚みにもよりますが、φ0.1mm以下も可能です。
ガラスエッチング(精密フォトリソ加工)
ガラス基板に、ご指定のサイズ、深さで掘り込みを作れます。 基板は、ソーダガラス、無アルカリガラス、ホウケイ酸ガラス、光学用ガラスなど、種々のガラスに対応できます。 掘り込まれた面は透明で、表面粗さは、ほぼ加工前の状態で掘り込めます。
ガラススリミング加工・超薄型ガラス加工(Ultra Thin Glass)
液晶パネルやタッチパネルといった加工品や、ガラス基板そのものの厚みをエッチングで薄くできます。
武蔵野ファインガラスの強み
ガラス加工の多岐にわたるご要望に対応可能
ガラスエッチングなどを用いたガラスの精密加工の独自技術や、長年にわたり構築した、材料・機械加工・研磨・成膜・パターニングなど様々な企業様との協力関係を活かし、お客様の課題にお応えします。
独自開発した材料で、最適なガラスエッチングを実現
ガラスエッチングでレジストとして使える材料は、フッ酸や塩酸への高い耐性が求められます。1分あたり1〜5ミクロンという速度で彫り込むため、強酸の中に長期間さらされても浸食されにくい材料である必要があります。
弊社では、パートナー企業と協力し、ガラスエッチングに最適な素材を独自開発し、フッ酸や塩酸に対する高い耐性を追求。最適なガラスエッチングを実現しました。
環境にやさしい薬液を使用
作業環境及び周辺環境にやさしい組成での加工をモットーに様々なガラス組成に適したブレンド液の開発に注力して参りました。同時に廃液処理量の低減の為に使用薬液のリサイクルにも力を入れております。
試験用ガラス板の加工販売も承ります
各種デバイス、ケミカル材料の開発及び品質評価用のガラス板の加工販売も承ります。
切断・面取り、クリーンルーム直結の洗浄機での仕上げ洗浄を行えますので、材料評価用・試験用に最適です。
成膜加工、パターニング加工、電極成膜(真空成膜、メッキ)加工、絶縁膜加工も対応可能です。
よくある質問
Q:どのようなガラスの加工が可能ですか?
ソーダガラス、無アルカリガラス、ホウケイ酸ガラス、光学ガラス、ケミカル強化用ガラス、石英ガラスなどが可能です。
Q:どのくらい小さい貫通穴をあけられますか?
ガラス基材の種類、厚みによりますが、例えばt0.5mmのE-XGに直径0.1mm以下の貫通穴をあけることができます。
Q:加工できるガラス基板の大きさは?
マザーガラスサイズで、50mm角~400×500mm程度までです。
企業情報
独自のエッチング技術でガラスの精密加工を実現
当社は、1988年の創立以来ガラスの加工を生業として参りました。2003年より業容拡大を目指して、フッ酸によるガラスの加工を開始し、タッチパネルの薄型化、OLED用封止ガラス等アプリケーションを広げて参りました。
現在ではICの3Dパッケージ化や高速通信に対応すべく、これまで培ってきたエッチング技術にレーザー加工も加え、ガラスの微細貫通孔加工(TGV加工)、精密堀込み加工、UTG(Ultra Thin Glass)加工で最先端分野での御客様の開発のお手伝いをさせて頂いております。
「ガラス加工でお困りの事が有れば、是非一度、お問い合わせください。」
会社概要
社名 | 武蔵野ファインガラス株式会社 |
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所在地 | 〒350-1155 埼玉県川越市下赤坂617番地3号 |
設立 | 1988年3月 |
武蔵野ファインガラス株式会社
独自のエッジング技術で精密穴加工を実現
当社は、1988年の創立以来ガラスの加工を生業として参りました。2002年より業容拡大を目指して、フッ酸によるガラスの加工を開始し、タッチパネルの薄型化、OLED用封止ガラス等アプリケーションを広げて参りました。
現在ではスマートフォン市場の成長と自動車のIT化の流れを受け、これまで培ってきたエッチング技術を活かしたガラスのケミカルカット、超薄型化スリミング加工、アンチグレア処理で最先端分野での御客様の開発のお手伝いをさせて頂いております。
「お困りの事が有れば、是非一度、お問い合わせください。」
出展団体名 | 武蔵野ファインガラス株式会社 |
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所在地 | 〒350-1155埼玉県川越市下赤坂617番地3号 |
設立年月 | 1998年03月 |
従業員規模 | 11名-50名 |
URL | http://www.mfg.jp |