CTL : スイープ型波長可変レーザー
また、制御はDLC PROコントローラから直感的操作が可能なタッチパネル操作 やPCからのリモート制御が利用可能です。各種の波長安定化オプション、波長計等もご用意していますので自由なシステム設計が可能です。
DUT特性試験などの各種データコム・テレコム向けアプリケーションだけでなくマイクロ共振器励起、量子ドット、狭線幅レーザー分光など様々な基礎物理アプリケーションにご利用頂くことが可能です。
特長
広帯域モードホップフリーチューニングレンジ

モードホップはSMILE (Single Mode Intelligent Loop Engine) と呼ばれるアクティブフィードバック回路と共に、革新的なオプトメカデザイン(特許 US9960569B2)を採用することによりマルチモード発振を防止し、常に一定の発振モードに保たれるよう安定化されています。
CTLは広範囲なモードホップフリーレンジで優れた精度の波長チューニングを実現します。図はモデルCTL1550: モードホップフリーレンジ120nmです。
狭線幅・単一周波数発振

発振線幅(5 µs、典型値):<10kHz, 図は1km(5μs)の遅延ファイバを用いた自己ヘテロダインビート実験によるCTL950の線幅の測定。その結果、約5kHzの線幅が得られています。
タッチパネルと調整ノブで直観的な操作やPCからのリモート制御が可能に!

フルデジタル、低ノイズ、低ドリフトの 電源コントローラ(DLC pro )と用いることで CTLレーザーはタッチスクリーン、調整ノブを使用した直観的な操作だけでなく、GUIソフトウェアやコマンド言語 (Python SDK)を用いたPCからのリモート制御によりどなたでも簡単にご利用いただけます。
ファームウェアのVer.2.0.3 (無償アップデート可能)以降、DLC CTLにはコンポーネントの特性評価やスペクトルの記録を行うためのテストシステムが追加インストールされています。
用途例
| 高分解能 ヨウ素分光 |
CTLは広範囲な波長チューナビリティとモードホップフリーを合わせ持つレーザーです。高出力、狭線幅、低ドリフトを実現し高分解能での波長スキャンが可能です。 図はCTL950で測定したヨウ素の高分解能スペクトル(波長915〜985 nm)です。ズームで見ると非常に高い分解能であることが確認できます。狭帯域ピエゾスキャンではさらに2倍以上の500倍ズームが可能でより微細なスペクトル成分の解析や共振状態を測定することができます。 ![]() |
|---|---|
| 量子ドット& マイクロ共振器 |
量子ドットやマイクロ共振器は単一光子源、量子コンピュータ用量子ビット、光通信デバイス、光周波数コム、非線形光学など、様々な用途で重要性を増しています。これらの用途の多くは量子限界に近づいており、線幅、ノイズ、高分解能調整、柔軟性、制御などの点で厳しい要求を満たす光源が必要となります。 例えば量子ドット状態の共振光励起では、特にコヒーレントな状態操作や検出のために極めて重要です。一方で量子ドットはその成長過程がランダムであるためすべての量子ドットが微妙に異なり光共振周波数も異なっています。 このため単一量子ドットの光学遷移を検出し、効率的な共振励起を行うためにはCTLのような狭線幅・超高分解能でモードホップフリーのチューナブルレーザーが理想的です。 ![]() |
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