Volter 40

Volter 40
木質バイオマスCHPのすべてをこの1台に
木質バイオマスCHPのすべてをこの1台に

「Volter 40」 は、木質チップを燃料とし、40kWの電力と100kWの熱を生み出すCHP(熱電併給)装置です。
ガス化炉、フィルター、ガスエンジン、発電機をコンパクトなボディに格納。
各プロセスが自動制御可能で遠隔監視もできるスマートなシステムです。


特長

コンパクトでスタイリッシュな、フィンランド生まれの超小型CHP

「Volter40 indoor」は、幅1.2m×長さ4.8m×高さ2.5mのコンパクトなボディ。
屋内設置を想定したパッケージです。
複数台を並列配置することで、必要な出力にフレキシブルに対応できます。

コンパクトでスタイリッシュな、フィンランド生まれの超小型CHP

屋外での単機設置に便利なコンテナタイプも。

「Volter40 outdoor」は、40フィートコンテナに機器一式を納めた屋外設置型です。 発電出力、熱出力などの性能はVolter40 indoorと共通です。

屋外での単機設置に便利な、Volter 40 Outdoor タイプ

レジリエンス対応可能なシステム

オプションの「オフグリッドユニット」の導入により、停電時、単独で連続運転を維持しエネルギー供給を続けるシステムが構築できます。

レジリエンス対応可能なシステム

年500トンのウッドチップで生み出す地産地消エネルギー

必要な木質チップは年間約500トン(含水率50%)。 乾燥チップ換算で1日1トン(含水率15%)。 24時間、天候に左右されない安定したエネルギー源。 副産物のバイオ炭も様々な活用の可能性があります。

年500トンのウッドチップで生み出す地産地消エネルギー

Volterの熱出力を利用したチップ乾燥機

Volter40には乾燥チップが不可欠なことから、Volter40の熱出力を利用した乾燥機をラインアップしています。
生チップの投入後、供給~乾燥~搬出まで一連の流れが自動化されており、そのままVolterの乾燥チップサイロに接続が可能です。

Volterの熱出力を利用したチップ乾燥機

遠隔での監視、操作が可能なスマートオペレーション

操作はタッチパネル式。
同じ画面をインターネット経由で遠隔でも監視・操作が可能。
サポート時の状況確認も遠隔にて実施できます。
またオプションの「Volter Space」では、過去の運転実績や設定パラメータのログを参照・分析できるクラウドサービスをご用意。

遠隔での監視、操作が可能なスマートオペレーション

用途例

導入例:
レジリエンス対応

概要: 
公共施設のレジリエンスに対応した熱電併給。
発電した電力は隣接する病院で利用。
非常時は公民館にも送電し、避難所の電源に。
発生する熱はチップ乾燥と病院への温水供給。

機器構成:
  • Volter40 indoor 1台
  • オフグリッドユニット・蓄電池50kW
  • 乾燥機 Woodtek Eco T2 1台
  • チップボイラー 300kW(他社手配品)
導入例: レジリエンス対応、公共施設向け熱電併給

導入例:
ゼロエミッションビルディング

概要:
発電した電力を大型蓄電池で所内に供給。
蓄電池により所内電力のデマンドを平準化。
発生する熱は昼間は所内空調利用、夜間はチップ乾燥。

機器構成:
  • Volter40 indoor 2台
  • オフグリッドユニット
  • 乾燥機 Woodtek Eco T2 1台
  • 大型蓄電池 (他社手配品)
  • 太陽光発電 (他社手配品)
導入例: ゼロエミッションビルディング
導入例:
所有山林を活用した乾燥チップ生産

概要:
所有山林から間伐材を伐出しチップ加工
FIT40円売電により収益を上げつつ、熱はチップ乾燥に活用。
チップを増産し、乾燥チップ外販による収益上積みも可能。

機器構成:
  • Volter40 indoor 3台
  • 乾燥機 Woodtek Eco T4 1台
  • 小型切削チッパー PTO方式 (他社手配品)
導入例: 所有山林を活用した乾燥チップ生産
導入例:
 オンサイト熱電併給

概要:
乾燥チップを運び込むことで、Volter1台をコンパクトに運用。
FIT40円売電により収益を上げつつ、熱は全てオンサイトで活用。

弊社2事例が該当:
秋田県 道の駅たかのす(足湯)
群馬県 渋川バイオマス研究所(農業ハウス)

機器構成:
Volter40 indoor 1台および、熱利用設備のみ

導入例: 乾燥チップ購入によるコンパクトな熱電併給

よくあるご質問

Q. 燃料として使えるチップの種類は? 間伐材は? 竹は? 剪定枝は?

・含水率15%以下に乾燥した、切削チップが必要です。

・樹種はスギ・ヒノキ・マツ・カバ・ナラなど用材樹種に幅広く対応。

・これらの樹種の間伐材も適します。

・竹や剪定枝は使用できません。

・建築廃材の破砕チップは使用できません。

・製材端材は切削チップであれば可。

Q. 運転に必要な資格は? また関連する法規と、許認可や申請は?

運転に必要な資格は特にありません。

許認可は不要ですが、以下の申請や届出が必要です。

・電気事業法:工事届出、保安規定や主任技術者選任の届出

・消防法:工事届出

・建築基準法:建築確認申請

Q. 設置場所に必要となるインフラは?

特別なものではありませんが、以下が必要です。

・動作用電力

・消火設備用水道

・機器および燃料チップが搬入可能な接道・経路

Q. 導入実績は?

世界で130台、このうち日本国内に30台です(2022年1月時点)。

電力は自家利用かFIT売電、熱利用は給湯、空調(冷暖房)、工場や農業の熱源、チップ乾燥など様々です。

Q. ガス化発電ではタールに起因するトラブルが発生するのではないか?

Volterでは、温度管理による自動制御を行うことで、タールによるトラブルを未然に防いでいます。

ガス化炉下部の温度は通常900~1000度で運転しますが、この温度帯のタールは燃焼しやすく問題を起こしません。

ガス化炉の温度が900度を下回ると自動でバルブを遮蔽し、温度の足りないガスを熱交換器以降エンジンまで一切送ることなく、これらの経路にタールが付着することを防いでいます。

Q. 騒音やにおいは発生するか?

騒音はユニットより1mの箇所で75db、建屋外で65db。

また運転開始の立ち上げ中には、焚火のようなにおいも発生します。

配置場所は建物内であっても、居室利用する空間とは隔離し、こうした点を配慮する必要があります。

Q. ガスエンジンの排気量は?

8,400cc、6気筒。

ディーゼルエンジンを流用しています。

Q. 実機の見学はできるか?

群馬県渋川市・フォレストエナジー渋川バイオマス研究所にて見学が可能です。(視察料金 1,000円…地域への寄付金と地域産品のお土産が含まれます。)

※コロナ情勢により対応状況の変動が考えられるため、ご希望の際はお問合せください。

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