特長

ビームパラメータ

パワーモニタ(PM)は校正波長により、固体レーザ（VIR-NIR）又はCO2レーザの波長範囲でCWレーザのパワーを測定します。
パワー測定範囲は300W～25KWです。
特殊なアプリケーション分野に向けて最大パワー75kWまで対応可能なパワーモニタも提供可能です。

測定原理

パワーモニタ(PM)はカロリメトリック測定原理で測定されます。
フォーカシングミラーで反射されたレーザビームは円筒型アブソーバに導かれます。
水冷式アブソーバの内側には高吸収性のコーティングは施されているため、レーザの反射散乱光がほとんどなく、非常に高いパワー吸収性が得られます。

冷却水と接触する部品は全て銅又は真鍮製であるため、冷却回路内の腐食が防止されます。

多くの生産現場で困難な現実である汚染は、空気圧駆動シャッタによりPM本体が保護されています。

測定データの表示とデータ転送

すべての測定データをPMにインテグレードされた液晶ディスプレイで見ることができます。
新LDSを使用しパソコンでPMを操作することも可能です。

現パワーのアナログ表示及びレーザパワー推移の記録（時系列順）を容易に行うことができます。
パワーと比例したアウトプットシグナル（0-10V）も利用可能です。
それに加え、パワー、現在の流量、水温、入口と出口の温度上昇も表示可能です。

用途例

単なるレーザモニタリングだけを超越したパワーメータ	PMの主な優位点 ・高出力パワーの吸収 ・高吸収 ・長期安定性 ・精度 ・再現性 ・測定時間の短縮