ナカリキッドコントロールの高粘度樹脂用ディスペンサ

高粘度の液体を高精度に制御
ナカリキッドコントロールは独自技術により、正確な計量・均一な混合・定量吐出を実現しています。高粘度の液体でも、高精度かつ安定して制御可能です。
他社では自動化が難しいとされる液体制御にも積極的に挑戦。「高粘度の樹脂が扱いにくい」といった課題に対しても、40年以上にわたる液体ディスペンサの開発ノウハウを活かし、お客様のニーズに最適なソリューションをご提案します。
独自のポンプ技術で高粘度樹脂の精密制御を実現

ナカリキッドコントロールでは、ディスペンサの中核を担うポンプに計量精度の高い容積計量方式を採用。液流路に計量室を設け、材料液の吐出量をポンプのストロークで確保します。強制的に押し出し吐出する高精度なシステムで、計量室の容積で供給量が確保されるため、微少量吐出や温度の変化によって粘度が変わる材料液なども正確に吐出でき、低粘度から高粘度まで幅広い粘度に対応します。
その代表例がポジロードポンプです。供給された材料液は無加圧のまま直接計量ポンプへ送られ、正確な計量吐出が可能。ナカリキッドコントロールだからこそ実現できた、超精密・高精度な液体コントロール技術は、業界内で確かなブランド力と高い信頼を獲得しています。
ポジロード計量ポンプのしくみ
ナカリキッドコントロールでは、ポジロードポンプの他にも「プランジャポンプ」、「ハイブリッドプランジャポンプ(ポジロードポンプとプランジャポンプを組み合わせた技術)」、「ギアポンプ」、「スクリューポンプ」といった様々なポンプをラインアップしています。お客様のニーズに合わせ、最適なものを選定してご提案いたします。
2液型の高粘度樹脂用ディスペンサも提供可能
主剤と硬化剤とを混ぜ合わせるケースなど、2液を扱う場合にも対応可能です。
高粘度樹脂用ディスペンサ 製品ラインアップ
ナカリキッドコントロールでは、高粘度樹脂に適用可能なディスペンサを多数ラインアップしています。お客様のニーズをお伺いし、最適な製品を組み合わせてご提案いたします。カスタマイズにも積極的に対応します。

高粘度樹脂に適用可能なディスペンサ(一例)
卓上に置けるコンパクトな製品から、大量の吐出に対応できる製品、産業用ロボットとの組み合わせが可能な製品もラインアップしています。ここでは、高粘度樹脂に適用可能なディスペンサの一例を、数ある製品ラインアップの中からピックアップしてご紹介します。
1液型 |  | マイクロプランジャポンプ 極微少量(0.0024ml〜)を⾼精度に定量吐出。 |
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 | ポジロード計量ポンプ 50/100 ⾼精度ポジロードポンプを装備。低粘度から⾼粘度まで、さまざまな材料液に対応。 使用可能粘度:1~1,000,000mPa・s(高粘度の場合は加熱により使用可能) |
2液型 |  | 微少量用2液型ディスペンサ ν(ニュー)シリーズ モジュール化されたユニットで様々な樹脂に対応。 使用可能粘度:1~300,000mPa・s |
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 | 比率可変式 ツインフローVR-50/100 高精度な容積計量方式を採用し、材料液の粘度変化に影響されずに定量吐出を実現。 使用可能粘度:1~1,000,000mPa・s(高粘度の場合は加熱により使用可能) |
これらの他にも、高粘度樹脂に適用可能なディスペンサを複数ラインアップしています。ディスペンサ使用の条件をお伺いし、最適な製品を選定しご提案します。まずはお問い合わせください。
液体定量吐出ディスペンサの導入をご検討中の方へ
導入テストについて
ナカリキッドコントロールでは、各営業拠点にテスト機を設置しており、お客様の条件をお伺いした上でテストを実施します。また、小型装置であればお客様の現場への持ち込みも可能です。

ナカリキッドコントロールの拠点
国内では大阪、東京、名古屋に営業拠点がございます。また、中国・シンガポール・タイの3カ国に海外拠点及び関連会社がございます。

安心のアフターサービス
ナカリキッドコントロールは装置の開発から製造、販売、アフターフォローまで一貫対応のため、導入後も安心してお使いいただけます。
装置が正常に稼動しているかの確認や、点検・メンテナンス、パーツの迅速な手配・供給など、ものづくりのパートナーとして徹底サポート。当社の充実したアフターサービスは、これまで多くのお客様から高い評価をいただいています。