2つの製品モデル
超音波金属接合機は、主にプレス装置・振動部ユニット・工具ホーン・発振器の4つで構成されています。また、プレス装置なしで、振動部ユニット・工具ホーン・発振器の3つの組み合わせで利用されることもあります。精電舎電子工業では、プレス装置付き/プレス装置なし、両方のモデルを提供しています。
発振器ユニットプレス付きモデル
接合に適した専用プレスモデルです。ソフトウェアとの連動で接合グラフ表示や歩留まりを確認できます。省スペースかつシンプルな設計で、あらゆる設置場所にも柔軟に対応し、自動機への搭載も容易に行うことができます。
発振器ユニットモデル
自動機への組み込みに適したモデルです。多彩な接合モードとデジタル定振幅制御により、安定した接合品質を確保します。全てのモデルがブースタ接続仕様に対応しています。
接合管理ソフトウェア「J-Tool」
生産データの全数管理(接合結果、グラフ、条件設定)が可能となるPC用ソフトウェアです。接続通信にEthernetまたは USBを採用することでデータ通信を高速化。サイクルタイムにほとんど影響を与えずにデータ収集が可能です。
操作アプリ「JⅡPlus」
Bluetooth機能が搭載された発振器と、アプリがインストールされたスマートデバイスの間で無線通信を行うことができます。発振器が、配線盤の中など有線接続が困難な場所に設置されていてもアクセス可能です。
拡張操作ユニット
手元で手軽に操作可能な専用ユニットです。発振器のフロントパネルと専用ケーブルで接続し、簡単にモニタ、設定、操作などが行えます。横16文字、縦2行の液晶画面に、文字列(英語またはカナ表記)で表示されます。
自動車・バッテリー関連
精電舎電子工業の超音波金属接合機は、自動車やバッテリーなどの製造にも適用されています。
配線・ワイヤー
抵抗溶接では難しいこのような接合も、超音波金属接合なら実現できます。超音波金属接合は、接合部の電気抵抗値が小さく、電流のロスが少ないため、配線の接合に最適です。
条件に合わせた最適な工具ホーン設計
精電舎電子工業では、全ての工具ホーンをオーダーメイドで製作いたします。工具ホーンに「標準的な形状」は存在しません。お客様の製品形状や接合形状、金属の材質、そして求められる接合強度など、さまざまな条件を考慮した上で、一つ一つを専用設計します。
ノウハウを活かした形状のご提案
当社は、少しでも品質やコスト面でお役に立てるよう、材質の変更や摩耗しにくい形状について、お客様と一緒に解決していきます。これまでに蓄積した振動解析データを用いたノウハウも活かしながら、お客様に最適な形状をご提案いたします。
ナール(目立て)形状の設計
ナールとは工具ホーンの先端の凹凸のことです。工具ホーンの部位の中でも、ナール形状の設計は接合品質および工具ホーンの寿命を左右する非常に重要な要素であり、当社の得意とする分野です。最適なナール設計により、接合品質の向上と、ホーンの長寿命化に貢献します。
精電舎電子工業のコアテクノロジー
「溶着溶断装置と応用加工技術」を総合的に提供できるユニークなメーカーです。装置に用いる技術として超音波の「音波」、高周波の「電波」、レーザの「光波」、この3つの波動エネルギーをコアテクノロジーとしており、それらの応用技術を駆使した装置を提供しております。
独自のノウハウと開発体制
精電舎電子工業独自の研究開発システムと、創業当初から継続している全国の国公私立大学との緊密な産学協同開発体制により、多くの特許やノウハウを保有しています。蓄積したノウハウをもとに、お客様に最適な工法をご提案します。また、作業効率の改善、品質の向上、生産ラインの自動化などについてもお気軽にご相談ください。
精電舎電子工業株式会社
「溶着溶断装置と応用加工技術」を総合的に提供
「溶着溶断装置と応用加工技術」を総合的に提供できるユニークなメーカーとして、また良きコンサルタントとして、今日に至っております。
装置に用いる技術として超音波の「音波」、高周波の「電波」、レーザの「光波」、この3つの波動エネルギーをコアテクノロジーとしており、それらの応用技術を駆使した装置を提供しております。
その基本は、精電舎電子工業独自の研究開発システムと、創業当初から継続している全国の国公私立大学との緊密な産学協同開発体制から生まれた多くの特許や蓄積されたノウハウにあります。
この長年培った膨大なノウハウをもとに、当社が保有する様々な工法の中からお客様に最適な工法をご提案いたします。工法提案の他にも溶着形状の提案や作業効率の改善、品質の向上、生産ラインの自動化などにつきましても是非お気軽にご相談くださいます様お願いいたします。
出展団体名 | 精電舎電子工業株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒116-0013東京都荒川区西日暮里2丁目2番17号 |
設立年月 | 1956年07月 |
従業員規模 | 101名-500名 |
URL | https://www.sedeco.co.jp/ |