物流ソリューション「LOGI−Cube EXPRESS」とは
運送業の多様な業務形態の課題を解決する視点から、ニーズに合わせて使いたい範囲をセレクトしてご利用いただけるスタイルにしたソリューションが、「LOGI−Cube EXPRESS」です。
まずは日計表管理システムを用いて、請求、売上の管理など、基本となるプロセスを網羅し、日々の明細入力から売上実績・推移の管理までを 全て行うことができます。
この日計表管理システムをベースに、乗務員の日報管理システム、受注に対して車を指定する配車割り付けや運送指示を出す配車支援システム、乗務員・車両のさらに細かい管理ができる台帳システムをオプションでご用意しております。これらオプションは必要に応じてお選び頂けます。
出力する請求書などの書面の様式も複数用意されており、使いやすいようにカスタマイズすることで、運送管理のための作業時間を削減することができます。
LOGI−Cube EXPRESSの特徴
簡便な操作性
ロジキューブシリーズは、どなたでも扱いやすいシステム設計になっています。その中でも、伝達事項や入力時の約束事を記載することができるガイダンスというメニューがあります。
項目の並び順も、ご要望に合わせてカスタマイズが可能なので、必要な機能だけを画面に表示する事が出来ます。
アラートで請求漏れを防止
確実に請求業務をこなすため、誰が見ても一目でわかるように、ガイダンスにアラートが表示されます。
「請求がまだ計算されていません」「内容が修正されています」「再計算が必要です」といった表示により、請求漏れを確実に防ぐことができます。
見たいデータを柔軟に取得
見たいデータにすぐにアクセスして的確に抽出・加工ができるよう、基本的に全てのデータがファイル出力できるようになっています。 これにより、データを有効に活用して頂けます。
データ連携で入力の手間省略、人的ミスを防止
受注データの取り込みや、各種デジタルタコグラフとの連携、運行指示書のシステムとの連携、会計給与ソフトとの連携など、ご要望に合わせて対応できる仕組みになっています。入力の手間が省けるだけでなく、誤入力などの人的ミスも防ぐことができます。
さらに、自由に取り込みと出力ができるデータを連携させ活用することで、さらなる効率化を図ることも可能です。
例えば、あるトラックがある場所まで荷物を運ぶのにどれだけのガソリン、軽油を使ったかといったデータがデジタコで取れていれば、そのデータをLOGI−Cubeに取り込むことで、LOGI−Cube側で車両ごとの最終的な収支を見ることも可能になります。
LOGI−Cube EXPRESSシステム構成
LOGI−Cube EXPRESSは、ベースとなる日計表管理システム(基本システム)に、日報管理システム、配車支援システム、運転者台帳システム、車両台帳システムの4つを、ご要望に合わせて組み合わせてご利用いただけます。
日計表管理システム(基本システム)
概要 | 荷主への売上実績、請求、傭車先への実績、支払を管理する基本システム |
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特徴 | - 手書き日計表から入力し易い一覧表形式の入力画面
- 複数の請求書書式に対応、荷主毎に設定が可能
- 受注データの連携
- 荷主、傭車先、発着地などのコード検索及び過去運賃の検索
- 日次、月次、随時で実績確認
- 入金処理、支払処理による売掛管理、買掛管理
- 請求管理に便利な処理状況確認、誤操作防止機能
- 未確定運賃にも免税運賃対応
- 運賃計算は運賃表、路線タリフでの計算
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日報管理システム
概要 | 運転日報から入力し、車両、乗務員の実績、経費を管理するシステム |
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特徴 | - 乗務員管理は、稼働時間集計、個人別売上集計
- 車両管理は実績管理、燃費計算
- 車両別経費入力で、車輌別収支を把握
- 車両別収支表は、直接費、間接費、運行3費、月推移で集計
- デジタコや会計・給与システムとのデータ連携
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配車支援システム
概要 | 配車業務の省力化及び見える化を推進するシステムです。 |
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特徴 | - 操作は簡単、配車処理画面で荷物と車両をクリックするだけ
- 受注処理から配車処理、乗務員への指示、傭車先への依頼などを一括処理
- 配車結果は配車ボードで表示、拠点間接続により情報の共有化
- 配車内容は日計表管理システムと連動し、請求書に反映
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運転者台帳システム
概要 | 運転者台帳を作成するシステム |
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特徴 | - 乗務員の基本情報・資格情報・各種履歴の管理
- 免許更新対象者リストや年齢、勤続年数も自動計算
- 免許の種類や資格保持者の検索が簡単
- 制服や靴のサイズの登録
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車両台帳システム
概要 | 車両情報を一元管理するシステム |
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特徴 | - 車両台帳、車両カルテ、購入情報の管理
- 車両台帳では、車検情報に加え写真も登録可
- 車両カルテでは、整備歴、修理歴、事故歴の管理
- 購入情報では購入先情報に加え割賦、リース残高も管理
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導入効果
LOGI-Cubeと既存システムの連携は非常に多く、具体例としては昨年取り組みさせていただいた企業様の事例があります。
こちらの企業様は、荷主企業の売上実績、請求、配車指示などをLOGI-Cubeで一括管理しています。部門をまたぐ業務を一つのシステム内で管理することにより作業時間を3割短縮することができました。
加えて、このコロナ禍において在宅でも配車業務を完結させることができるようになったため、本社に出社する人数を4人から1人に抑えることができ効果を実感していただいています。
クラウド版のメリット
- 初期費用が抑えられる
- 自社にサーバや端末を持つことが無いため、BCP対策として有効
という点などが挙げられます。
事前のお打合せでしっかりとヒアリングの上、お客様のご状況に合わせて運用環境をお選び頂けます。
株式会社コモンコムについて
私たちコモンコムは、IT環境改善やIT高度化の支援を通じて、物流業界の様々な課題解決を目指してきました。ご紹介させて頂いたLOGI-Cubeは、これまではオンプレミスとしてリリースしていましたが、2021年4月よりクラウド版でもご提供しております。
当社は物流業者様向けの管理システムを得意とするソフトメーカーです。
2013年に物流業様向けパッケージソフト「LOGI-Cube」の開発と販売をスタートし、これまでの間に約300社以上の物流企業者様にご導入頂いております。 現在は福岡本社のほかに、埼玉支店、東京営業所、新潟支店、静岡営業所からのフォローアップ体制も整えており、ユーザー企業様にご満足頂ける会社を目指しています。
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