品質管理とは?品質管理の実現方法とおすすめ品質管理システム製品5選

品質管理とは?品質管理の実現方法とおすすめ品質管理システム製品5選
品質管理とは、生産プロセスの中で品質(Quality)・価格(Cost)・納期(Delivery)を実現するために利用する管理技術全般を指します。この記事では品質管理の実現方法とおすすめの品質管理システム製品5選をご紹介します。

品質管理とは?

品質管理とは?

品質管理とは、クライアントから求められている品質(Quality)・価格(Cost)・納期(Delivery)を実現するために利用する管理技術全般を指します。
つまり、品質管理はその技術全般を含むため、最終的に製造される製品だけでなく、そのプロセスも含めての定義です。

品質管理の実現方法1:QC7つ道具

品質管理の実現方法1:QC7つ道具

品質管理の代表的な手法として「QC7つ道具」が挙げられます。

QC7つ道具は製造工程で収集した統計的データを整理し、相関関係を分析するためのツールです。データを分析することによって、生じた問題の要因を特定したり改善策を講じることができます。

グラフ

データをそのまま数値として見ても把握がしづらく分析が困難なため、グラフとして全体像を可視化します。グラフを作成することで様々なデータの「比較」がしやすくなります。

グラフには「円グラフ」「棒グラフ」「折れ線グラフ」など様々な種類がありますが、作成した本人以外にも伝わりやすいグラフの種類を考慮して作成することが重要です。

パレート図

「パレート図は、工程で発生した問題点を件数の大きい順に並べた棒グラフと、累計曲線を併せて図に表したものです。
パレート図を作成することで、優先して着手すべき改善点を分析することが容易になります。

チェックシート

チェックシートは事前に確認事項を抜粋して定めておき、項目ごとに記録をする図表形式のシートです。

複雑な製造環境下において必要となるデータを事前に把握しておくことで、優先度の高いデータの収集漏れを防ぐことができます。

ヒストグラム

ヒストグラムは、データをある区分けごと集計した棒グラフです。

度数を元にヒストグラムを作成することによって、データの分布状態や平均値を把握することができるため、全体的な傾向を可視化できます。

特性要因図 (cause and effect diagram)

特性要因図とは、ある問題事項(結果)とその要因だと考えられる事項を可視化した図です。それぞれの事項を矢印で結んで図示することによって、結果と原因の相関関係を把握することができます。

図の形状が魚の骨の形に似ていることから、フィッシュボーン図、あるいはフィッシュボーンチャートとも呼ばれることがあります。

散布図

散布図とは2種類のデータを横軸(原因系)と縦軸(結果系)で示した図です。散布図を用いることで、2つのデータの関係性を視覚的に把握することができます。

管理図

管理図は、時間別に各工程のデータを折れ線グラフで表した図です。管理図を見ることによって、工程の状態が安定しているか、あるいは何らかの問題が発生しているかを判断することができます。

品質管理の実現方法2:IE(インダストリアルエンジニアリング)

品質管理の実現方法2:IE(インダストリアルエンジニアリング)

品質管理の手法の一つにIE(インダストリアルエンジニアリング)があります。IEは、工程・作業方法・作業時間等を科学的に把握することで、生産性を向上させる分析手段です。

どのような作業に・どれくらいの人が・どれくらいの時間をかけているかを可視化し、最適な製造現場の実現を図ります。 IEには数多くの手法がありますが、以下に代表的な「工程分析」「動作分析」「時間分析」の特徴を紹介します。

工程分析

工程分析とは、工程の各段階におけるモノの流れや人(作業)の流れを一様の記号で図表化する分析手法です。

工程時期や製造状態、作業の内容をあるルール(記号や時間軸など)に基づいて区切ることで、段取りを管理しやすくなるメリットがあります。

動作分析

動作分析は、作業の内容や手順を細分化する分析手法です。作業内容を標準化することによって、作業を経験したことが無い人でも作業できるようになります。

時間分析

時間分析は、ある特定の工程を作業時間という観点から分析する手法です。

作業内容を細かく区分し、それぞれにかかる時間を測定することで、作業内容のムダや改善点を洗い出すことができます。

品質管理の実現方法3:PDCAサイクル

品質管理の実現方法3:PDCAサイクル

品質管理にPDCAサイクルを取り入れることで、継続的な品質改善に向けたサイクルを製造現場に構築することができます。4つのプロセスは、計画(Plan)・実施(Do)・評価(Check)・改善(Action)に分けられます。

計画(Plan)

これまでの実績や今後の予測をもとに業務計画を作成

実施(Do)

作成した業務計画に沿って業務を実施

評価(Check)

計画した業務計画をきちんと実行できているかを確認

改善(Action)

計画通りにいかなかった原因を見直し、改善を施す

品質管理とIT化の関係

品質管理とIT化の関係

品質管理に向けた従来の実現方法をご紹介しましたが、近年では品質管理を確実に実現するためにはIT化が重要な要素となっています。

IT化と言うとAIやビックデータ等のキーワードをよく耳にするかと思いますが、製造現場においてはまず生産管理システムの導入が一般的なソリューションです。生産管理システムは工程や生産に関わる様々なデータを一元管理できるため、製造現場の品質管理を促進します。

生産管理システムを提供するメーカーは数多くあるため、自社の業態に適したシステムを選択する必要があります。

さいごに

今回は、品質管理についてご紹介しました。品質管理を実現するための代表的な方法として「QC7つ道具(グラフ・パレート図・チェックシート・ヒストグラム・特性要因図・散布図・管理図)」と「IE :インダストリアルエンジニアリング(工程分析・動作分析・時間分析)」と「PDCAサイクル(計画・実施・評価・改善)」について、そして、近年の主流となっている生産管理システムをはじめとした「ITによる品質管理」について、それぞれご紹介しています。

evortでは、品質管理に関連するおすすめの製品を掲載していますので、ぜひ一度参考にしてみてください。

おすすめの品質管理システム製品5選

株式会社ステルテック

材料誤投入防止システム

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バーコードと電子鍵でヒトのミスを止める!材料の誤投入を防止します。

電子鍵とQR認証による材料タンク用「誤投入防止」装置。1システムにつき最大8台のタンクを管理できます。また、「無加工」で電子鍵を既存タンクに取り付けるブラケットもご用意。その他のロック機構にも転用可能です。

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株式会社シスディブリンク

現場主導型生産管理システム

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これまでの生産管理システムは、管理者が一度決めたスケジュールに則って製造現場が動く「管理主導型」でした。それに対し、流動的・変則的な生産活動が求められる現場のために開発されたシステムが「現場主導型生産管理システム」です。

従来のトップダウン型の生産管理システムとは異なり製造現場主導で指示や計画を作成・変更できるシステムとなっており、本当の意味での見える化・生産効率の向上を実現できます。

本システムは機能別の部品から成り立っており、カスタイズや、他システムとの連携することを前提に作成されています。そのため、現在ご利用中の基幹システムやERPと連携してご利用頂くことが可能です。

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株式会社中谷商店

アシストシリーズ(Assist series)

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現場から生まれた実務重視ソフト

アシストシリーズ(Assist series)は中小製造業、特に受注生産型金属加工業に最適なシンプルで使い易い 生産管理ソフト です。生産ノウハウをとことん注入し開発したもので、すでに多くの納入実績を持つ優れたソフトです。

アシストシリーズは、目的に応じて組み合わせ可能な3つのソフトライセンスで構成されています。よって、お客様のご要望にあわせて各ソフトライセンスごとの導入が可能です。各ソフトは アシストシリーズとして開発されているため、必要に応じて追加、拡張が可能です。

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CMA株式会社

OthelloConnect(オセロコネクト)

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いますぐ始める生産管理システム【OthelloConnect】

OthelloConnecは、中小企業では導入しづらかった、生産管理・販売管理をクラウドで使用できる新しいシステムです。
自社内にサーバーが不要で、情報システム部や専任に担当者が不要でお使い頂く事が出来ます。

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株式会社エイシーティ

生産管理システムAPICT

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変更の多い 少量・短納期に対応した ものづくりを可能とします。

生産管理システムAPICTは基本モジュール(APICTLight)、生産管理モジュール、販売管理モジュールで構成されており、モジュール単位で“基本モジュール”だけの導入も出来ます。“基本モジュール”には生産スケジューラーFLEXSCHEとリレーショナルデーターベース(SQLExpress)が実装されており、APICTシステムの基本を構成いたします。

目的に応じたモジュール構成で導入していただけ、“基本モジュール”だけで工程管理システムとしてお使いになる場合、“生産管理モジュール”を追加して工場る管理システムとしてお使いになる場合、“販売管理モジュール”まで追加して、製造を主体とされる企業様の基幹システムとしてお使いになる場合等々が御座います。又オプション製品として“PPS(生産計画シート)”があり、ロット生産への対応が可能となっております。“APICT_WEB”ではAPICTと連携したタブレットシステム利用が出来、作業指示・資料参照・実績報告等々各種の現場端末としての機能をはたす事が出来ます。

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