すぐれた入射角安定性
ワイヤグリッド構造の特性により、OSC PBSは入射角の変化に対してすぐれた安定性を誇り、従来の偏光ビームスプリッターでは困難とされてきた広角入射での使用を実現します。入射角依存が少ないため、入射角が変化(±6~12°)しても、安定した偏光分離性能を維持、透過率に差が出ません。
広帯域対応
可視光から赤外線領域まで幅広い波長帯域で、高い偏光分離性能を発揮します。(規格品の場合、400~700nmの可視光領域において平均消光比>2400:1、平均透過率>75%というすぐれた性能を実現しています)さらに、赤外域については特注対応が可能です(実績あり)。お客様のニーズに合わせた波長帯域での高性能な偏光分離を提供いたします。
高い柔軟性とカスタマイズ性
フィルム状のWGF™を使用することで、当社の偏光ビームスプリッターは様々な形状や材質のプリズムに対応可能です。サイズは10~50mm程度まで自由にカスタマイズでき、用途に応じて最適な屈折率のガラス(硝材)を選択することも可能です。
コスト効率のよさ
フィルムをサンドイッチする製造方法により、高い量産性を実現しています。そのため、高性能でありながら比較的低コストでの製品提供が可能です。
WGF™とは?
当社のワイヤグリッド偏光ビームスプリッター(OSC PBS)は、WGF™を活用しています。
WGF™は、旭化成(株)が開発した樹脂フィルムベースのワイヤグリッド偏光板です。アルミニウム製ワイヤグリッドによる偏光分離により、可視光・赤外光やさらに長波長の波長帯での高い偏光分離性能を有しています。
WGF™の構造
アルミニウム製のナノワイヤグリッドを樹脂フィルム上に形成しており、このナノワイヤグリッド構造により、特定の振動方向の光のみを通過させる偏光分離を実現しています。
検査装置
入射角依存性が低いため、広い視野での均一な検査が可能となり、検査精度と効率が大幅に向上します。また、可視光から赤外線まで広い波長帯域で使用できるため、さまざまな材料や構造の検査に対応可能です。
同軸落射照明
偏光ビームスプリッターを用いた同軸落射照明は、これらの検査装置において高コントラストで均一な照明を実現し、高精度な検査を可能にします。さらに、システムの小型化や光学系の簡素化にも貢献し、検査装置の性能向上と効率化に大きく寄与しています。
OSCPBS-11-15(規格品)
OSC PBS ワイヤグリッド偏光ビームスプリッター(キューブタイプ)
光学に特化した問題解決の専門家
オプティカルソリューションズは、光学技術に特化した問題解決を提供する専門企業です。 光のさまざまな性質に対応した光学系や光学ユニットの開発に、構想段階から試作・量産まで一気通貫で、ソリューションを提供します。
主要製品
オプティカルソリューションズの製品は、光のムラや光源のツブ感といった光学的な問題を解決するために設計されています。
会社概要
私たちが目指すのは「未来を変える製品」が、技術者の構想のまま、世の中に生み出される社会。私たちは、光学の持つ多彩で大きな力を信じて、今日も、光学の「困った」をスッキリ解決していきます。
株式会社オプティカルソリューションズ
光学の「困った」をスッキリ解決
光学技術は、先端技術や最新鋭の製品に欠かせないものとなりました。
しかし、光学技術は範囲が広く、専門分野も細かく分かれています。光学技術で実現したい構想が壁にぶつかっても、解決方法を相談できる場所は、決して多くはありません。
私たちは、光学に特化した問題解決の専門家です。光のさまざまな性質に対応した、光学系や光学ユニットの開発に、構想段階から試作・量産まで一気通貫で、ソリューションを提供します。
私たちが目指すのは「未来を変える製品」が、技術者の構想のまま、世の中に生み出される社会。「未来を変える構想」が、最短で実現する社会です。そんな社会が実現すれば、人々の暮らしは、もっと便利で、豊かになる。
私たちは、光学の持つ多彩で大きな力を信じて、今日も、光学の「困った」をスッキリ解決していきます。
出展団体名 | 株式会社オプティカルソリューションズ |
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所在地 | 〒101-0032 東京都 千代田区岩本町2-15-8 MAS三田ビル3階 |
設立年月 | 2001年09月 |
URL | https://www.osc-japan.com/ |